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トライアスロンに出場したベルギー選手が大腸菌感染で入院! 「この大会から教訓が得られることを期待します」 スイス選手の体調不良も発覚【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.05

セーヌ川の水質が懸念されるなか、大会組織委員会は7月31日にトライアスロンを強行。レース後に体調を崩す選手がいたことが明らかになった。(C)Getty Images

 セーヌ川の水質汚染が懸念されるなか現地7月31日にトライアスロン競技が行なわれたが、その後、出場した選手がレース後に入院していたことが明らかになった。

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 入院したのはベルギー代表の女性選手クレア・ミシェルで、38位に終わったレース後に体調不良を訴えたという。ベルギー五輪委員会が現地8月4日、「体調不良を訴えた選手が治療のため選手村の総合医療センターに搬送されて、その後、宿舎に戻った」と発表した。

 仏紙『L’Equipe』によるとミシェルは大腸菌に感染し、レース後から4日間も入院していたという。同五輪委は「ベルギー代表チームは5日に行なわれるトライアスロン混合リレーには参加しない」と棄権を発表し、さらに「パリ大会から教訓が得られることを期待します」という声明も出している。
 
 またスイス五輪委員会も、トライアスロンに出場した男性選手アドラン・ブリフォードが胃腸炎を患い、5日の混合リレーを欠場すると発表。「選手の体調不良とセーヌ川の水質が関係しているかどうかは、断言できない」と声明を出している。

 混合リレーは5日に開催される予定だが、降雨の影響で水質が悪化したとして3日と4日に予定されていた公式練習が中止されている。

構成●THE DIGEST編集部

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