格闘技・プロレス

【パリ五輪】「受け入れられないけど、負けてしまったんだな」最終盤で逆転負けの尾﨑野乃香は失望感露わ【レスリング女子68kg級】

THE DIGEST編集部

2024.08.06

最終盤に逆転負けを喫した尾﨑は、言葉を詰まらせながらインタビューに答えた。(C)Getty Images

 日本時間8月5日(日付は以下同)からスタートした、パリオリンピックのレスリング競技。シャン・ド・マルス・アリーナのマットBで行なわれた女子68kg級では、尾﨑野乃香が1回戦を突破するも、2回戦で敗北を喫した。

 1回戦こそわずか32秒で突破したものの、2回戦は東京五輪銅メダリストのキルギス代表メーリム・ジュマナザロワに、第2ピリオド最終盤までリードを奪いながらまさかの逆転負け。失意の敗戦に、試合後は言葉を詰まらせながらインタビューにこう答えた。

「ちょっと受け入れられないですけど、負けてしまったんだなという。全力だったんですけど、何が足りなかったのか、今は思い浮かばないです。
 
 自分自身でオリンピックを過大評価しないようにしようと思っていて、過大評価せずにこの舞台に臨めたと思うんですけど……。今までにないくらい努力してこの舞台に臨めたと思うんですけど、言葉にできないです」

 意気消沈した様子で言葉を紡いだ尾﨑。ただ、彼女の戦いはまだ終わったわけではない。このあと午前4時40分頃から行なわれる準決勝でジュマナザロワが勝利し、決勝に進出した場合、敗者復活戦へ進むことができるからだ。

 苦杯を味わった彼女の、大逆転劇に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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