体操

驚異の金3、銅1… 体操・岡慎之助を海外メディアも称賛「日本体操男子の新たなスター」「今大会個人のメダル獲得数ランキング5位に」

THE DIGEST編集部

2024.08.06

金メダル3つを獲得した岡。団体、個人総合に続き、種目別の鉄棒も制した。(C) Getty Images

 現地8月5日、パリ五輪体操男子の種目別決勝がベルシー・アリーナにて行なわれ、初出場の岡慎之助は、鉄棒で14.533点をマーク。Eスコアで同得点のアンヘル・バラハス(コロンビア)を上回り、団体総合、個人総合に続く今大会3つ目の金メダルを獲得した。銅メダルの種目別平行棒と合わせると、今大会4度目の表彰台入りだ。

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 1大会3冠の日本人選手は、1972年ミュンヘン大会で団体総合、個人総合、平行棒を制した加藤沢男氏以来。さらに体操で1大会4度以上の表彰台入りは、84年ロサンゼルス大会で5つのメダル(個人総合とつり輪で金、跳馬で銀、鉄棒と団体総合で銅)を獲得している具志堅幸司以来の快挙となった。

 この活躍には、海外メディアも賛辞を惜しまない。五輪の米国放映権を持つ放送局『NBC Sports』は、「前回王者ハシモトが予選敗退を喫し、鉄棒で新王者誕生の扉が大きく開かれていた」と前置き。「しかし彼のチームメイトであり、おそらく日本体操男子の新たなスターであるシンノスケ・オカが金メダルを獲得した」と伝えている。

 また、仏紙『L'Équipe』は、「すでに団体総合と個人総合を制していた日本の体操選手が月曜日、鉄棒決勝で3つ目の金メダルを獲得」と書き始めると、「種目別平行棒で銅メダルを獲得した直後だ」とその衝撃を報道。さらに「これでオカは、今大会個人のメダル獲得数ランキング5位に浮上した」という。

 なお、「今大会個人のメダル獲得数ランキング」上位は以下の通りだ。

1位 レオン・マルシャン(フランス、競泳で金4つ・銅1つ)
2位 トーリ・ハスケ(米国、競泳で金3つ・銀2つ) 
3位 モリー・オキャラハン(オーストラリア、競泳で金3つ・銀1つ・銅1つ) 
4位 サマー・マッキントッシュ(カナダ、競泳で金3つ・銀1つ) 
5位 岡慎之助(日本、体操で3つ・銅1つ)

構成●THE DIGEST編集部
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