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【パリ五輪】文田健一郎が悲願の金メダル獲得!涙の東京五輪から3年…決勝で中国の曹を破り頂点へ【レスリング男子グレコローマン60kg級】

THE DIGEST編集部

2024.08.07

涙を呑んだ東京五輪から3年、文田が悲願の金メダルに輝いた。(C)Getty Images

 日本時間8月7日(日付は以下同)、パリオリンピックのレスリング競技がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の文田健一郎が男子グレコローマンスタイル60kg級の決勝に出場。曹利国(中国)を4-1で破り、悲願の金メダルに輝いた。

 金メダルの有力候補と目されながら、決勝で涙を呑んだ東京オリンピックから3年。再び"約束の地"へ帰ってきた文田は、第1ピリオド中盤に相手のパッシブで1ポイントを得ると、グランド状態の相手をローリングしさらに2ポイントを獲得。3-0で第2ピリオドへ突入する。
 
 試合後半、残り2分でパッシブを取られ1ポイントを失うも、グランド状態で見事なディフェンスを見せそれ以上の失点を許さず。そのまま粘る相手を振り切り、見事王座に就いた。

 グレコローマンスタイルにおいて、日本に1984年のロサンゼルス五輪以来40年ぶりの金メダルをもたらした文田。1回戦から素晴らしいパフォーマンスを披露し、東京オリンピックで手にできなかった栄冠を見事に掴んでみせた。

構成●THE DIGEST編集部

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