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「珠玉の45秒間!成長物語」2大会連続の銀メダル、スケボー開心那の会心トリックに実況アナ名言! ラン後の”振る舞い”を称賛【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.07

3本目のランで高得点を挙げた開心那。2大会連続の銀メダルを獲得した。(C) Getty Images

 15歳の現役高校生が、またも快挙を飾った。

 現地8月6日、パリ五輪は女子スケートボードパーク決勝が行なわれ、東京五輪銀メダリストの開心那(世界ランク1位)が3本目のランで92.63点をマークし、前回大会に続く銀メダルを獲得した。金メダルは14歳のアリサ・トルー(オーストラリア)が輝き、同じく決勝に進出した16歳の草木ひなのは、エアの着地に失敗し8位(69.76点)だった。

 パークは、おわん形のコースを45秒間、自由に3回滑り、その中で最も高い点数で順位をつける。決勝は予選の上位8人で争われた。

 2本目を終えて、開が91.98点で暫定トップ。アリサ・トルーが3本目のランで逆転し、前回銅メダリストのスカイ・ブラウン(イギリス)が2位につけるなか、勝負の3本目で開が会心のトリックを次々とメイクする。随所に巧みなグラインドをまじえてスピードに乗ると、おしゃれなランを披露する。ラスト10秒で大技を決め、最後までしっかりフルメイク。3回目で、最高得点をマークした15歳のボーダーに会場は大きな喝采を送った。
 
 テレビ中継した実況アナウンサーは、会心のランに「珠玉の45秒間!成長物語」と称す名言が飛び出したほど。開の銀メダルには視聴者も反応。「すごい!みんなすごい!」「スケボーはみんな守りに入らず、最後まで攻めていく姿勢が見ていて本当に素敵」「みんな滑り切ったら、健闘を称え合って抱き合う場面が好き」などなど、滑走後の選手たちの振る舞いにも好評が寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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