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「肩を脱臼してからわずか1週間で…」スケボー、スカイ・ブラウンが銅メダルに英国メディアは「“サンデーロースト”のようにコーナーを切り裂いた」と称賛【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.07

スケートボード女子パークで2大会連続のメダル獲得を果たしたブラウン。(C) Getty Images

 スケートボード女子パークのイギリス代表スカイ・ブラウンは現地8月6日、パリ五輪の予選と決勝に出場。決勝で92.31ポイントをマークし、3位でフィニッシュ。銅メダルを獲得した。

 ブラウンはロールインすると、いきなりインバート(逆立ち)をメイク。さらに予選では、失敗し、転倒してしまった「アーリーウ―プ」を恐怖に打ち勝ちメイク。空をも掴む高さのあるトリックで会場を魅了した。

 また最後の最後で失敗したようにもみえたが、ギリギリ80.57ポイントをマーク。さらに2本目は圧巻のライドでフルメイクし、91.60ポイントをマーク。4年後のロス五輪ではサーフィンでの出場を目指しているというブラウンだが、3位で見事銅メダルを獲得した。

 この活躍に母国イギリスの大手メディア『BBC sports』は公式のX(旧ツイッター)で「"サンデーローストのようにコーナーを切り裂いた"」とサンデーローストと呼ばれるイギリスの伝統的な食事に例える、英国式でブラウンを称えると、さらに「スカイ・ブラウンは、肩を脱臼したわずか1週間後に…オリンピックで2個目の銅メダルを獲得するためにこんなことをしてみせた」と綴り、ブラウンの圧巻のライディングを称賛した。
 

 2大会連続のメダル獲得に母国ファンからは、
「信じられない…すごい」
「表彰台に戻ってこれて本当によかった」
「今まで何とも思っていなかったが、とても感動した」
「わずか16歳にして驚異的なライディングだった…」
「彼女は肩を脱臼しながらも銅メダルを達成した…」
「この子は決して諦めない。最後まで頑張る勇気がある」
などと、肩の脱臼を乗り越え掴んだ銅メダルに驚嘆の声や称賛の声などが寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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