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「時間の問題だな…」11歳、13歳、16歳、“10代だらけ”のスケートボードに反響止まず…「年齢制限」を求める声も「小柄な方が圧倒的に有利」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.08

女子ストリートで銅メダルの16歳ライッサ・レアウ(右)、同種目で金メダルの14歳吉沢恋(中央)、女子パークで金メダルのアリサ・トルー(左)。(C) Getty Images

 パリ五輪で2回目の正式競技に採用されたスケートボードは、今大会も10代の活躍が目立ち、年齢制限の導入をめぐる議論が沸騰。ストリート競技、パーク競技と試合が行なわれるたびに話題になり、反響がさらに拡大している。

 7月28日(日本時間同日)に行なわれた女子ストリートの決勝では、金メダルの吉沢恋は2009年生まれの14歳、銀メダルの赤間凛音は2009年生まれの15歳、銅メダルのライッサ・レアウ(ブラジル)が2008年生まれの16歳と若い世代が活躍。他にも、4位の崔宸曦(中国)が2009年生まれの14歳、6位のページ・へイン(アメリカ)が2008年生まれの16歳、7位の中山楓奈が2005年生まれの19歳と10代が独占している状態だ。

 6日(日本時間7日)に行なわれた女子パーク決勝では、金メダルのアリサ・トルー(オーストラリア)が2010年生まれの14歳、銀メダルの開心那が2008年生まれの15歳、銅メダルのスカイ・ブラウン(イギリス)が2008生まれの16歳とパークも10代が独占。その他にも5位のヘイリ・シルビオ(フィンランド)は2011年生まれの13歳と非常に若い。また、予選敗退となってしまったが、中国の鄭好好は2012年生まれの11歳で話題となった。

 一方で男子パークには、1975年生まれの49歳ダラス・オーバーホルツァー(南アフリカ)や、1973年生まれの51歳アンドリュー・マクドナルド(イギリス)など、ベテラン選手も出場し健闘をみせている。

 また、冬季五輪競技における「フィギュアスケート」、「スピードスケート」、「ショートトラック」には16歳以上という年齢制限があり、「体操」「新体操」「トランポリン」などには、各競技16~18歳という年齢制限がある。こういった制限を行なう理由のひとつとして、若い選手が、過度なトレーニングなどで健康に悪影響を与えないためと言われている。
 


 "年齢"にまつわる、こういった対応を各競技連盟が行なうなか、スケートボードの現状についてSNS上では、
「結構年齢差あるなあ」
「若さ(身軽さ?)が重要な競技なのか」
「低年齢化が酷過ぎて観てられない」
「時間の問題だな…」
「またルール変えられそうで怖いなぁ…」
「年齢制限が掛かるのでは?小柄で小さい方が圧倒的に有利だからね」
「体の小さい子ばっかりで、昔の女子体操みたいな感じ」
「10代の選手もいれば上は40、50代の選手も出場。年齢層が幅広いのは良いな」
などと、さまざまな意見があがっている。

構成●THE DIGEST編集部

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