日本時間8月8日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の女子50kg級3位決定戦がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の須﨑優衣がオクサナ・リバチ(ウクライナ)を10-0で破り、銅メダルに輝いた。
気合十分で臨んだ一戦、序盤から果敢にタックルを仕掛けいきなり2ポイントを先取。さらにタックルからのローリングで6ポイントを追加し、8-0で第1ピリオドを終える。
ペースを掴んだ須﨑は、第2ピリオドも積極的に攻める。そして開始15秒、2ポイントを獲得しテクニカルスペリオリティ勝ちを収めた。
須﨑にとって、波乱続きのパリオリンピックの戦いが幕を閉じた。連覇を目指して迎えた今大会、1回戦でインド代表のビネシュ・フォガトに残り数秒からまさかの逆転負け。頂点への道が早々に絶たれたものの、そのフォガトが決勝まで勝ち上がったため、敗者復活戦へ回ることになった。
ところがフォガトが体重オーバーで失格となり、準決勝で彼女に敗れていたユスネイリス・グズマン(キューバ)が繰り上がりで決勝へ。3位決定戦の対象者がいなくなったため、須﨑とリバチによる敗者復活戦がそのまま3位決定戦となった。
絶望や騒動を乗り越えた末に掴んだ銅メダル。1回戦に敗れた直後は「本当に申し訳ない」と泣き崩れたが、最後は嬉し涙で終わることができた。
そして今大会の“忘れ物”は、4年後のロサンゼルス五輪で掴み取ってほしいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】女子レスリング須﨑優衣を厳選ショットで特集!
気合十分で臨んだ一戦、序盤から果敢にタックルを仕掛けいきなり2ポイントを先取。さらにタックルからのローリングで6ポイントを追加し、8-0で第1ピリオドを終える。
ペースを掴んだ須﨑は、第2ピリオドも積極的に攻める。そして開始15秒、2ポイントを獲得しテクニカルスペリオリティ勝ちを収めた。
須﨑にとって、波乱続きのパリオリンピックの戦いが幕を閉じた。連覇を目指して迎えた今大会、1回戦でインド代表のビネシュ・フォガトに残り数秒からまさかの逆転負け。頂点への道が早々に絶たれたものの、そのフォガトが決勝まで勝ち上がったため、敗者復活戦へ回ることになった。
ところがフォガトが体重オーバーで失格となり、準決勝で彼女に敗れていたユスネイリス・グズマン(キューバ)が繰り上がりで決勝へ。3位決定戦の対象者がいなくなったため、須﨑とリバチによる敗者復活戦がそのまま3位決定戦となった。
絶望や騒動を乗り越えた末に掴んだ銅メダル。1回戦に敗れた直後は「本当に申し訳ない」と泣き崩れたが、最後は嬉し涙で終わることができた。
そして今大会の“忘れ物”は、4年後のロサンゼルス五輪で掴み取ってほしいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】女子レスリング須﨑優衣を厳選ショットで特集!