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「馬鹿げているわ!」蘭ホッケー女子が“血まみれ”の大惨事! 衝撃音、悲鳴…同僚もショック隠せず「こんなこと誰も望んでない」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.08

負傷して倒れ込むヨーシェ・ブルフ。(C) Getty Images

 現地時間8月7日、パリ五輪・ホッケー女子の準決勝が行なわれ、オランダ代表はアルゼンチンを3-0で撃破。大会2連覇に王手をかけた一方で、試合中にヨーシェ・ブルフ(オランダ)が顔面を負傷するアクシデントが発生した。
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 ブルフは、第1クオーターで対戦相手のアグスティナ・ゴルセラニが放ったボールが顔面に直撃し、血まみれに。会場に衝撃音、悲鳴が響き渡り、試合は一時的に中断された。しかし、メディカルスタッフの治療を受けたあと、コートに戻り、鼻にテープを貼ったままプレーを続けた。

 オランダメディア『AD』によれば、アルゼンチンに3-0で勝利した直後、ブルフはスタジアムの裏から救急車で運ばれたという。選手が取材対応に応じるミックスゾーンでは、決勝進出よりもブルフの話題で持ち切り。チームメイトが語ったコメントを次のように紹介している。
 
 フレデリケ・マトラは「こんなこと誰も望んでない」と目に涙を浮かべながら語った。「ブルフは私の大切な友人で、彼女がどれほどここにいたいか知っている。彼女は本当に決勝に行きたいと思っているの」と強調。負傷したにもかかわらず、コートに戻ってきたブルフに対して「本当に尊敬する」と述べ、1日も早い回復を願った。

 フェリス・アルベルスは、「こうした怪我のリスクは、ホッケーでは起こり得ること」と認めつつも、「でも、これが今、彼女に起こらなければならないなんて馬鹿げているわ。私たちは皆、ブルフのために全力を尽くすわ」と9日に開催される決勝に向けて力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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