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「スゴイの目撃した!」女子レスリングで飛び出した“衝撃のジャーマン投げ”にネット騒然! 登坂絵莉も「5点は初めて見ました」と唖然【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.11

女子レスリングで鮮やかに決まった大技。会場は悲鳴と歓声に包まれた。(C)REUTERS/AFLO

 女子レスリングで衝撃の大技が炸裂した。

 現地8月10日、パリ五輪・女子レスリング76キロ級の1回戦が行なわれ、ケネディアレクシス・ブレイズ(米国)とカタリナ・アクセンテ(ルーマニア)が対戦。前者が6-0とリードして残り1分30秒を迎えた場面で、後者に強烈な投げ技を決めて一挙5点を追加。テクニカルスペリオリティー勝ちを収めた。
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 フィニッシュは豪快そのもの。ブレイズはアクセンテの背後を取ると、そのまま持ち上げて後頭部をマットに叩きつけたのだ。まさにジャーマン・スープレックスに近い「ベリー・トゥ・バック」で、まさかの出来事に観客席からは悲鳴と喝采が入り乱れる大歓声が上がった。

 アクセンテは数分間起き上がれず。首を固定されて担架で運ばれる際にはスタンドから拍手が送られた。容態が心配されたが、数時間後に大会側は大きな怪我に至っていないことを発表している。

 テレビ解説を務めたリオ五輪・女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉さんも唖然。「5点は私も女子で初めて見ました。本当に高く綺麗に投げないと5点っていうのは入らない。素晴らしい投げでした」と称えた。

 さらにX上では「バックドロップ」か「ジャーマン」かの議論が沸き上がるとともに、絵に描いたような決め技に驚きの声が続々。
 
「キレイに決まった!」
「スゴイ技を目撃してしまった」
「首大丈夫だったかなぁ」
「やられた選手が心配」
「女子では見た記憶ないね」
「プロレスかと思ったわ」

 などなど、さまざまなコメントが飛び交っている。

 女子76キロ級では日本の鏡優翔が連勝で準決勝に進出。タチアナ・レンテリア(コロンビア)とファイナルを懸けて雌雄を決する。ジャーマン勝ちのブレイズも4強入りを果たしており、こちらはアイペリ・メデトキジ(キルギス)との対戦が決まった。

構成●THE DIGEST編集部

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