日本時間8月11日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の女子フリースタイル76kg級準決勝がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の鏡優翔がタチアナ・レンテリア(コロンビア)と対戦。4-2で勝利し、決勝進出を決めた。
昨年の世界選手権でチャンピオンの座に就いた鏡は、今大会が初のオリンピック。そのデビュー戦となった1回戦、コンタクトレンズが外れるハプニングがありながらも2-0で突破すると、2回戦も3-0で完封し準決勝へ。勝てばメダルが確定する大一番、鏡が頂点に立った世界選手権で3位に輝いた実力者レンテリアと相見えた。
第1ピリオド開始1分20秒、場外に押し出され1ポイントを失うと、その後もなかなか攻めきれず、アクティビティピリオドでさらに1ポイントを献上し0-2で第2ピリオドへ。しかし後半開始1分、タックルからバックを取り、さらにローリングで4ポイントを獲得し一挙逆転。疲れが見え始めた相手に以降も攻め続け快勝、メダルを確定させた。
これまでオリンピックで輝かしい実績を残してきた日本女子レスリング勢だが、最重量級において金メダルを勝ち取ることはできていなかった。偉大なる先輩たちが成し得なかった夢を、鏡は果たすことができるのか。決勝戦は11日、アメリカ代表のケネディ・ブレイズと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】2023年世界選手権76kg級女王!女子レスリング・鏡優翔を厳選ショットで特集!
昨年の世界選手権でチャンピオンの座に就いた鏡は、今大会が初のオリンピック。そのデビュー戦となった1回戦、コンタクトレンズが外れるハプニングがありながらも2-0で突破すると、2回戦も3-0で完封し準決勝へ。勝てばメダルが確定する大一番、鏡が頂点に立った世界選手権で3位に輝いた実力者レンテリアと相見えた。
第1ピリオド開始1分20秒、場外に押し出され1ポイントを失うと、その後もなかなか攻めきれず、アクティビティピリオドでさらに1ポイントを献上し0-2で第2ピリオドへ。しかし後半開始1分、タックルからバックを取り、さらにローリングで4ポイントを獲得し一挙逆転。疲れが見え始めた相手に以降も攻め続け快勝、メダルを確定させた。
これまでオリンピックで輝かしい実績を残してきた日本女子レスリング勢だが、最重量級において金メダルを勝ち取ることはできていなかった。偉大なる先輩たちが成し得なかった夢を、鏡は果たすことができるのか。決勝戦は11日、アメリカ代表のケネディ・ブレイズと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】2023年世界選手権76kg級女王!女子レスリング・鏡優翔を厳選ショットで特集!
関連記事
- 「スゴイの目撃した!」女子レスリングで飛び出した“衝撃のジャーマン投げ”にネット騒然! 登坂絵莉も「5点は初めて見ました」と唖然【パリ五輪】
- 「あなたの苦しみを一番理解している」金メダリスト樋口黎が体重超過で失格のインド選手へ贈った“愛ある言葉”に海外感動!「一流の振る舞いだ」「王者は王者を知る」【パリ五輪】
- レスリング須﨑優衣を撃破したインド選手が体重超過での失格処分を不服→銀メダル求めてCAS提訴に母国レジェンドは「不屈の決意」と支持【パリ五輪】
- 清岡幸大郎が逆転勝利で決勝進出、表彰台が確定!“金メダリスト幼なじみ”櫻井つぐみに続く頂点なるか【パリ五輪男子レスリング】
- 「笑い者にされている」体重超過→失格処分のインド選手を嘲笑する声に母国メダリスト激怒「レスリングを知らない奴らだ」【パリ五輪】