格闘技・プロレス

誹謗中傷に晒された豪ブレイキン女子に米人気TV番組が巨額出演オファー!「もう笑い者にならないための完璧な手段になる」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.14

物議を醸すパフォーマンスを披露したレイガンに人気TV番組からオファーがあったようだ。(C) Getty Images

 パリ五輪の新競技として注目されたブレイキンで、"独特すぎる"パフォーマンスを披露して話題となったのが、オーストラリア代表の女子選手、レイチェル・ガン(ダンサー名:Raygun)だ。ゆったりとしたムーブで、カンガルーのポーズや蛇のように這いつくばったりするなど独創的な動きを連発した結果、ジャッジの採点も3戦すべてでゼロ。そのパフォーマンスは激しい批判に晒された。

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 SNS上でも「酔っぱらいおばさん」「よく出場資格を得られたな」「最悪のダンスだ」などと誹謗中傷と捉えられる否定的な意見が殺到し、選手本人も「若い選手とは違う方法で自分の足跡を残そうと思った。創造性を大切にした結果」と説明するもバッシングは止まなかった。

 そうしたなか、アメリカの人気TV番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の幹部がガンとの新シリーズでの契約を切望し、巨額のオファーを出す用意があるという。英メディア『dailymail.com』が報じている。同メディアは、内部関係者に独占取材に応じた内部関係者の話として、「プロデューサーたちと彼女が話して、次のシーズンに相応しいかどうかを見極めたいと思っている」と伝えている。

 さらに同関係者は「番組では過去に素晴らしいダンサー、ひどいダンサー、そして単なるポップカルチャーのダンサーが何年も出演してきたが、レイガンは今や彼ら(プロデューサーら)の次のシーズンのターゲットのひとりだ」としたうえで、「『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』は人々が名誉挽回できる番組であることを大切にしており、これはレイチェルがもう笑い者にならないための完璧な手段になるかもしれない」と語ったという。

 母国では激しい批判に晒され物議を醸したガンだが、『dailymail.com』は「世界最大級の国際企業のいくつかは、彼女の知名度の高さを利用したいと考えているだろう」というマーケティング専門家の見解を紹介。オーストラリア以外の国では引く手あまただとしている。

 同メディアによれば、『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』シーズン33は現地9月17日午後8時に米ABCとDisney+で初公開されるとしているが、出演者のリストはまだ明らかにされていないという。

構成●THE DIGEST編集部

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