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「多くの人が失望している」新競技ブレイキン、2028年ロス五輪“不採用”にアメリカもがっくり…米国ヒップホップ界の重鎮は「復活を再考してほしい…」と熱望

THE DIGEST編集部

2024.08.17

パリで初採用のブレイキン女子で金メダルに輝いた湯浅亜実(AMI)。最初で最後の五輪女王になる可能性も浮上している。(C) Getty Images

 パリ五輪で初採用の新競技ブレイキン。2028年に開催予定のロサンゼルス五輪では不採用となったことを受けて、開催国アメリカでも、米メディア『Fast Company』が「多くの人が失望している」と報じるなど、物議を醸している。
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 米メディア『Fast Company』は、「オリンピックが恋しい?2028年にロサンゼルスで開催されるオリンピックについて紹介しよう」と題した記事のなかで、「ブレイキンは2028年ロサンゼルス五輪から除外された。このスポーツはパリでデビューしたが、その大会が始まる前に、ロサンゼルスでは除外されることが決定した。この決定には多くの人が失望している」と伝えた。

 また米メディア『Entertainment Weekly』は「LL・クール・J、2024年パリ五輪のブレイクダンスに参加した際のことを語る」と米ニューヨーク出身でオールドスクール・ヒップホップを代表するラッパーLL・クール・Jの記事を更新。「28年LA大会にブレイクダンスを復活させることを再考してほしい。28年LA大会では、ブレイクダンスがさらに良くなることは分かっている」とLL・クール・Jがコメントした。
 

 ヒップホップの初期から活動を続けるシーンの重鎮LL・クール・Jは、2017年にアメリカの芸能分野で多大な功績を残した人に贈られる『ケネディ・センター名誉賞』を受賞。ヒップホップ・ミュージシャンとして初めての受賞だった。

 そんな、米国の重鎮ラッパーは、記事の中で「時間をかければいいんだ。僕はこの文化が大好きだ。ヒップホップが大好きだ。大好きだ」とも語っている。

構成●THE DIGEST編集部

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