新日本プロレスは真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス34』8.17東京・両国国技館大会2連戦の初日を開催した。この日は優勝決定トーナメント・セミファイナルとして、8.15 千葉・幕張メッセ 国際展示場9ホール大会で行なわれた同トーナメント・ファーストステージを勝ち抜いたAブロック、Bブロックの2選手と、両ブロック1位の選手が8.18両国大会で行なわれるファイナル(優勝決定戦)の切符を懸けて対戦した。
まず、Aブロック1位のデビッド・フィンレーが同3位からファーストステージを勝ち上がり、下剋上を狙う辻陽太と対戦。両者は公式戦で対戦しており、その時は辻が勝利を収めている。連敗が許されないIWGPグローバル王者のフィンレーは序盤からラフファイト全開で辻の腰を破壊すべく狙いを定める。場外にテーブルをセッティングし、スリリングな攻防も見られたが、フィンレーがパワーボムで辻を叩きつけてテーブルクラッシュさせると、リング内でもパワーボムをいろんなバージョンでバンバン放ち、辻にダメージを与えていく。しかし最後はトドメのオーバーキルを怪我のため今大会を途中から離脱してしまったライバル上村優也の必殺技カンヌキスープレックスで切り返すと、間髪入れずにジーンブラスターがズバリと決まりカウント3。辻が大逆転勝利でファイナルに駒を進めた。
【動画】ザック・セイバーJr. vs. 鷹木信悟の激闘をチェック! 試合後、辻は「何度も言うように、俺は新日本プロレスのトップを走る1人のメインイベンターだ。でもな、それと同時に、これは新日本プロレスの新しい時代の2ページ目だ。史上初の春夏連覇まであと1つ! 相手が鷹木さんでも、ザックでも関係ねぇ。俺の残りの体力、出せる力の全てを明日、この両国で出し切るだけだ」と春の最強決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2024』を制している辻は史上初の春夏連覇を誓うとともに新日本に新時代の1ページを刻むことを約束している。
メインイベントでは、Bブロック1位のザック・セイバーJr.と同2位からファーストステージを勝ち上がった鷹木信悟が対戦。公式戦では鷹木がザックに三角絞めされたところを強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンが決まりカウント3を奪取しているが、鷹木はザックを「苦手なタイプ」としており、その苦手意識が大一番での再戦でどのように左右されるかがポイントとなるこの試合。序盤はお互いに様子を見る展開だったが、パワーで押す鷹木に対して、ザックは右腕と足攻めを徹底することで、鷹木の必殺技の威力を軽減させる戦略で翻弄していく。終盤に前回と同じく三角絞めされたところを強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを放つも少し崩れたためカウントは2。ここからザックがアングルホールドを次々と決める。さらにザックドライバー、セイバードライバーを放つとアンクルホールドから膝十字に入り、ヒールホールドも同時に決める。試合を止めようとするレフェリーの足を掴み、ギブアップと言うまいと自らの口を手で塞ぐ場面も見られたが、ザックがさらに足首を捻ると堪らずタップアウト。ザックが初の『G1』決勝進出を決めた。
まず、Aブロック1位のデビッド・フィンレーが同3位からファーストステージを勝ち上がり、下剋上を狙う辻陽太と対戦。両者は公式戦で対戦しており、その時は辻が勝利を収めている。連敗が許されないIWGPグローバル王者のフィンレーは序盤からラフファイト全開で辻の腰を破壊すべく狙いを定める。場外にテーブルをセッティングし、スリリングな攻防も見られたが、フィンレーがパワーボムで辻を叩きつけてテーブルクラッシュさせると、リング内でもパワーボムをいろんなバージョンでバンバン放ち、辻にダメージを与えていく。しかし最後はトドメのオーバーキルを怪我のため今大会を途中から離脱してしまったライバル上村優也の必殺技カンヌキスープレックスで切り返すと、間髪入れずにジーンブラスターがズバリと決まりカウント3。辻が大逆転勝利でファイナルに駒を進めた。
【動画】ザック・セイバーJr. vs. 鷹木信悟の激闘をチェック! 試合後、辻は「何度も言うように、俺は新日本プロレスのトップを走る1人のメインイベンターだ。でもな、それと同時に、これは新日本プロレスの新しい時代の2ページ目だ。史上初の春夏連覇まであと1つ! 相手が鷹木さんでも、ザックでも関係ねぇ。俺の残りの体力、出せる力の全てを明日、この両国で出し切るだけだ」と春の最強決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2024』を制している辻は史上初の春夏連覇を誓うとともに新日本に新時代の1ページを刻むことを約束している。
メインイベントでは、Bブロック1位のザック・セイバーJr.と同2位からファーストステージを勝ち上がった鷹木信悟が対戦。公式戦では鷹木がザックに三角絞めされたところを強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンが決まりカウント3を奪取しているが、鷹木はザックを「苦手なタイプ」としており、その苦手意識が大一番での再戦でどのように左右されるかがポイントとなるこの試合。序盤はお互いに様子を見る展開だったが、パワーで押す鷹木に対して、ザックは右腕と足攻めを徹底することで、鷹木の必殺技の威力を軽減させる戦略で翻弄していく。終盤に前回と同じく三角絞めされたところを強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを放つも少し崩れたためカウントは2。ここからザックがアングルホールドを次々と決める。さらにザックドライバー、セイバードライバーを放つとアンクルホールドから膝十字に入り、ヒールホールドも同時に決める。試合を止めようとするレフェリーの足を掴み、ギブアップと言うまいと自らの口を手で塞ぐ場面も見られたが、ザックがさらに足首を捻ると堪らずタップアウト。ザックが初の『G1』決勝進出を決めた。