パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚が17日に自身のＸ（旧ツイッター）を更新。メダリストが参加するチャンピオンズパークでアメリカ人女性レスラーに担がれたシーンを回顧した。

　パリ大会で史上初めて実施されたチャンピオンズパークは、エッフェル塔のふもとにあるトロカデロ広場で行なわれ、メダリストとファンが直接触れ合える場として連日大きな賑わいを見せた。

　日下はレスリング女子50キロ級で銅メダルを獲得した須﨑優衣と一緒に登場し、ファンの声援に応えた。すると、同級で金メダルに輝いたサラ アン・ヒルデブラント（米国）とも意気投合。「私が最初にあなたを担ぐから」と言われたようで、77キロ級の日下を楽々と50キロ級のヒルデブラントが担ぐ姿に会場のファンは度肝を抜かれた。さらに五輪公式などでも、このワンシーンが紹介されて、世界中から大きな反響を呼んだ。
  　日下はXに「彼女は素晴らしいスーパーウーマンです」と英語で紹介。すると、ヒルデブラント本人もすぐに反応。「今までで一番楽しかったわ」と返信した。

　なお２人は面識はあったものの、チャンピオンズパークの時に「たった今、友達になった」と明かした。ヒルデブラントは「彼と全力で楽しもうと話し合ったわ。とても楽しい時間だった」と笑顔で振り返っている。

構成●THE DIGEST編集部

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