ラグビー

「日本ラグビーはどんどん人気になる」開幕戦勝利のリーチ・マイケルがラグビー熱を実感。観衆2万人越えに「こんな会場でプレーできたことが嬉しい」

THE DIGEST編集部

2020.01.12

リーチの力強いプレーに、会場からは割れんばかりの「リーチ」コールが起きた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 ジャパン・ラグビー・トップリーグが12日に各地で開幕。日本代表キャプテンのリーチ・マイケルを擁する東芝は、秩父宮ラグビー場でサントリーと対戦し、26対19で勝利を収めた。2万人越えの観衆が見守るなか、日本代表の同僚である流大や松島幸太朗らとの鍔迫り合いを制しての白星発進だ。

 試合後、フラッシュインタビューに応じたリーチは、「開幕戦で多くの方々に応援して頂けることは大きな幸せです。勝ってなによりも嬉しい」と切り出し、「スタートは凄く良くて、東芝らしい試合ができた」と試合を振り返った。

 2万人以上が詰め掛けた会場の雰囲気については、「凄く良かったです。こんな会場でプレーできたことが嬉しい」とコメント。実際に、秩父宮には開門前から1000人近い長蛇の列ができており、そんなファンたちの熱い想いや応援に、リーチは「朝からたくさんのひとが並んで並んで、おつかれさまでした。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
 
 昨年のラグビーワールドカップに端を発する日本のラグビー熱は、まだまだ冷める気配がない。「日本ラグビーはこれからどんどん人気になると思うので、引き続き応援よろしくおねがいします」とリーチが言うように、選手やファンが"ファミリー"になって、今後も大きなうねりを作っていきそうだ。

 東芝の次の試合は18日(土)のレッドハリケーンズ戦。東大阪市花園ラグビー場で14時に開始予定だ。高校ラグビーの聖地での一戦も、大きな盛り上がりを見せることだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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