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「絶対に一度は運転してみたいマシンです」角田裕毅がF1引退後の参戦をほのめかす“日本のカテゴリー”について語る「非常に競争の激しいレースシリーズの1つ」

THE DIGEST編集部

2024.08.24

スーパーフォーミュラへの参戦について語った角田。(C) Getty Images

 F1シーズン後半戦に臨む角田裕毅(RB)は現地8月23日、オランダGP開幕前の記者会見に参加し、他カテゴリーへの参戦等についての考えを述べた。

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 インタビュアーから「(前半戦)最後の10レースをどう見ていますか」との質問があった際に角田は「前半は良かったです。シーズン前半の最後の5レースでは、他のライバルがかなりうまくステップアップしたため、少しトリッキーになったと思います。最終的には中団が非常にタイトで、一部のコースは私たちが望んでいたようにうまくいかなかったが、実際には力強く戻ることができた。シーズン後半戦には私は期待しています。僕たちは良いチームだと思う。チャンピオンシップでは6位争いを続けており、多くのアップグレードを導入します。今シーズンは後半戦でもっと好成績を残すことを期待しています」と自信をのぞかせた。

 そして昨季チームメイトだったニック・デ・フリースが今週末に日本のトップカテゴリーであるスーパーフォーミュラに参戦することについて問われると、「きっといい仕事をすると思うけど、練習セッションがあまりないって聞いたよ。実際、スーパーフォーミュラのほとんどのドライバーは、どのトラックでも多くの経験を積んでいます。だから彼にとっては簡単なことではないだろうけど、同時に、彼が才能があり、とても速いことも知っているので、彼が勝つか表彰台を獲るのを見たいです。スーパーフォーミュラでドライブしたことがありませんが、彼らはとても速く、レベルが高く、知識、フィードバック、すべてについて非常にスマートだと思います。ですから、非常に競争の激しいレースシリーズの1つであることは間違いありません」と同カテゴリーへの印象を述べ、元相棒に期待を寄せた。

 また、自身の参戦について話が飛ぶと、「絶対に一度は運転してみたいマシンです。いろんなことを聞きましたが、特にリアム(・ローソン)から聞いた話では、例えば、コーナリングスピードはF1のようだと言っていました。Gフォースをたくさん感じることができます。非常に軽い車なので、運転するのは気持ちが良いと思います」とF1引退後の参戦をほのめかす発言があった。

構成●THE DIGEST編集部

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