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パリ五輪・パラ競技の競輪競技場で医薬品の盗難発覚「麻薬、モルヒネだけでなく、ミダゾラムやケタミンなどの鎮静剤や麻酔薬などが盗まれた」と仏紙

THE DIGEST編集部

2024.08.27

パリ五輪とパラリンピックの競技会場で医薬品が盗まれた。(C)Getty Images

 仏紙『Le Parisien』などによると、パリ五輪・自転車競技の会場でパラリンピックの競技会場にもなるサン・カンタン・アン・イブリーヌ国立競輪場で、一部麻薬に分類される医薬品の盗難事件が発生した。

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 現地8月24日に競技場のメディカルマネジャーが盗難に気付いて警察に通報。8月25日に各メディアが報じた。

 仏紙『Le Parisien』は、「麻薬、モルヒネだけでなく、ミダゾラムやケタミンなどの鎮静剤や麻酔薬のアンプル17本が医療オフィスから盗まれた。敷地内の数カ所に侵入の形跡が認められた。盗難製品の正確な数量は依然として不明で、最後の在庫確認作業は8月10日だった」と報じた。
 
 また、「ある事件関係者は、盗まれたコンテンツを正確に評価するのは難しい」と語ったようで、現在は当局による捜査が進められている。同競技場では8月29日から9月1日まで、パラリンピックの自転車競技が行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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