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「泣かせてくれるなー」全盲クラスのスイマー、富田宇宙の銅メダル獲得に列島歓喜&くまモンからも祝福「おめでとうございますだモーン!」【パリパラリンピック】

THE DIGEST編集部

2024.09.03

パリ・パラリンピックの競泳男子400メートル自由形(視覚障害S11)で銅メダルの富田宇宙。写真:森田直樹/アフロスポーツ

 パリ・パラリンピックの競泳男子400メートル自由形(視覚障害S11)は現地8月30日(日本時間31日)に決勝が行なわれ、富田宇宙が「4分32秒33」で、銅メダルに輝き、前回の東京パラリンピックに続いて、2大会連続のメダル獲得となった。
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 銅メダルを獲得した富田は、16歳のときに、失明に至る難病「網膜色素変性症」が発覚し、「明るい」「暗い」が認識できる程度の視力で、 パラ水泳では全盲クラスのスイマーだ。

 そんな全盲クラスのスイマー富田は、銅メダル獲得後の8月31日に自身のインスタグラムを更新。「初めての有観客のパラリンピック。素晴らしい大舞台で泳がせていただける幸せ。メダルをかけていただいて、全てに感謝が込み上げてきました」と喜びを伝え、さらに「家族、スタッフ、仲間やライバル、観客や応援してくれるみなさん、そして自分の障害と苦しかった日々にも。心からありがとうございます」と感謝を綴った。
 
 富田の投稿をチェックしたフォロワーからは、
「泣かせてくれるなー」
「勇気もらえますねぇ」
「テレビの前で応援してました」
「結果につながって、ホッとしました~」
「あなたに多くの人達が勇気づけられてる。心からありがとう」
「努力の賜物だと思います。本当におめでとう」
などと、歓喜のメッセージが寄せられている。

 また、熊本県PRマスコットキャラクターのくまモンからも「な、なんと!熊本出身の富田宇宙選手が、パラリンピック競泳男子400メートル自由形で、みごと銅メダルにかがやいたモン☆本当におめでとうございますだモーン!」と祝福のメッセージが寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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