現地９月２日、パリパラリンピックの車いすラグビー決勝で、２大会連続で銅メダルの日本代表（世界ランキング３位）がアメリカ（同２位）と対戦。攻守両面で優勝候補を圧倒して48ー41の快勝を収め、悲願の金メダルを奪取した。
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　８分間×４ピリオドで行なわれる競技。日本は第１ピリオドこそ11－14とリードを許したが、自慢の鉄壁ディフェンスが決勝でも高い強度を発揮し、第２ピリオド以降は完全に主導権を握った。24-23で逆転して第３ピリオドを迎えると、じわじわとリードを広げ、最後は７点差で初の戴冠に到達した。

　試合開始直後から日本のＸ上では「車いすラグビー」がずっとトレンドワード入りするなど注目度の高さが際立った。そして日本時間深夜の金メダル獲得にファンは熱狂。「マジで泣けたわ！」「感動をありがとう」「完璧な試合運びだった」「めっちゃ強かった！」「アメリカに完勝するなんて驚き」「現場の喜びが伝わるいい実況でした」といった声のほか、「車いすラグビーってこんなに面白いんだ」「女性も出ていてビックリ」「想像以上の激しさで興奮した」など熱いメッセージも多く寄せられている。
  　日本車いすラグビー代表は2004年アテネ五輪から連続出場を重ね、16年リオ五輪と前回東京五輪で銅メダルを獲得。今大会は準決勝で延長戦の末に世界１位のオーストラリアを52－51で見事撃破して初のファイナル進出を成し遂げると、勢いのままに初の頂点を掴んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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