F1界で数々の名車を生み出し、チーム・ドライバーをチャンピオンに導いてきた空力デザイナーのエイドリアン・ニューウェイ氏がアストンマーティンと破格の契約を結ぶとの報道が出た。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! 今季第6戦マイアミGPの金曜日を最後にこれまで18年間在籍してきたレッドブルを離脱したニューウェイ氏。今後の在籍チームについては未定と話していたが、アストンマーティンへの加入が決定的と複数の海外メディアが報じており、現地9月10日にシルバーストーンにあるチーム本拠地で発表が行なわれる予定だという。
英大手メディア『BBC』によると、契約期間は5年、年間のサラリーはボーナス等を含めて3000万ポンド(約4000万ドル/約56億円)を受け取る予定。チームオーナーのローレンス・ストロール氏はニューウェイ氏を「F1界で最も才能のある人物」と認めており、同じくフェラーリも予算を準備して獲得に乗り出したと言われているが、アストンマーティンが破格の条件を提示して獲得に成功した形だ。
また、米経済誌『Forbes』が発表した昨季のF1ドライバーのサラリーは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が約7000万ドル(約100億円)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が約5500万ドル(約79億円)、フェルナンド・アロンソが約3400万ポンド(約49億円)を稼いでおり、ニューウェイ氏の年俸はドライバー上位2人に次ぐもので同チームのドライバーであるアロンソよりも高額となっている。
また、同メディアはその他のドライバーのサラリーも発表しており、下位10ドライバーの合計(約4100万ドル)とニューウェイ氏の年俸がほぼ同じであるとの衝撃的な数字も。実際には、例えば最下位である角田裕毅(当時アルファタウリ)は、チームからのサラリーが100万ドル(約1億4000万円)である一方で、スポンサーからの収入もあるためこれ以上の収入がある。そのため一概には言えないが、年俸をチームにとっての重要度ととらえた場合、ニューウェイ氏がいかに替えのきかない存在であるかが分かる。
2026年から導入されるシャシーの新規定。ニューウェイ氏は過去にそれらの変化にいち早く適応してきた実績があり、さらに同年からチームにPU供給を行なうことが決定しているホンダとはチャンピオンも獲得してきた。来年3月上旬から仕事を始めるという“空力の鬼才”がチームの期待に応えられるか、注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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英大手メディア『BBC』によると、契約期間は5年、年間のサラリーはボーナス等を含めて3000万ポンド(約4000万ドル/約56億円)を受け取る予定。チームオーナーのローレンス・ストロール氏はニューウェイ氏を「F1界で最も才能のある人物」と認めており、同じくフェラーリも予算を準備して獲得に乗り出したと言われているが、アストンマーティンが破格の条件を提示して獲得に成功した形だ。
また、米経済誌『Forbes』が発表した昨季のF1ドライバーのサラリーは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が約7000万ドル(約100億円)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が約5500万ドル(約79億円)、フェルナンド・アロンソが約3400万ポンド(約49億円)を稼いでおり、ニューウェイ氏の年俸はドライバー上位2人に次ぐもので同チームのドライバーであるアロンソよりも高額となっている。
また、同メディアはその他のドライバーのサラリーも発表しており、下位10ドライバーの合計(約4100万ドル)とニューウェイ氏の年俸がほぼ同じであるとの衝撃的な数字も。実際には、例えば最下位である角田裕毅(当時アルファタウリ)は、チームからのサラリーが100万ドル(約1億4000万円)である一方で、スポンサーからの収入もあるためこれ以上の収入がある。そのため一概には言えないが、年俸をチームにとっての重要度ととらえた場合、ニューウェイ氏がいかに替えのきかない存在であるかが分かる。
2026年から導入されるシャシーの新規定。ニューウェイ氏は過去にそれらの変化にいち早く適応してきた実績があり、さらに同年からチームにPU供給を行なうことが決定しているホンダとはチャンピオンも獲得してきた。来年3月上旬から仕事を始めるという“空力の鬼才”がチームの期待に応えられるか、注目だ。
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