新日本プロレスは『Road to DESTRUCTION』9.9東京・後楽園ホール大会を開催した。第2試合では、天山広吉がヤングライオン(若手)の村島克哉を引き連れて、TMDKのザック・セイバーJr.&藤田晃生と対戦した。
【関連記事】最終日札止めにならずも各会場は大熱狂!ドーム満員へ求められる海野翔太ら日本人新世代の台頭――今年の「G1」に見えた新日本プロレスのいま 『G1クライマックス34』を制したザックは10.14東京・両国国技館大会で、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦を控えており、怪我で離脱していたら藤田は今シリーズから復帰。久々の師弟タッグ結成となった。試合は天山とザック、村島と藤田が激しくやり合う中、最後は村島が藤田をボディスラムで持ち上げようとしたところを藤田が脇固めで捕獲。村島は歯を食いしばりながら必死に逃れようとするも、藤田は師匠譲りのクラーキー・キャットにつなぐとたまらずギブアップ。TMDK師弟コンビが勝利を収めた。
バックステージに戻った来たTMDKの二人。ザックが「天山さん凄いね。まだ凄い力ある。天山さん大リスペクトですね。天山さんリスペクト」とベテランの底力を痛感したようで「天山がニュージャパンで成したことに大きなリスペクトを抱いている。日本のレスラーは作りが違う。彼は長く大変で、困難に満ちたキャリアを送ってきたんだ。そして『G1クライマックス』で優勝している。それを見て俺も日本に来て、ここに居続けているんだ。今日のリングでも闘魂を見せてくれた。でも、たとえ天山に最大級のリスペクトを抱いていたとしても、今の『G1』優勝者は俺だ。次のIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する」とザックの前に関節技(アナコンダバイス)で『G1』を制した天山の功績を称えるとともにリスペクトを口にするも自身が挑戦するタイトルマッチに向けて気を引き締めていた。しかし「きょうコメントはつまらないね」と自虐的に話すと、ザックは藤田に何やら確認を取る。
すると「大きな発表だぞ。ザック・セイバーJr.が新日本のトップを獲ると言ったが、俺だけじゃない。TMDK、一緒に。時は来た。TMDKに新メンバーだ。新しいボーイだ。いいヤツだぞ。神戸大会、9月29日、神戸。新しいTMDKメンバー、入ってきます」と日本語と英語を交えながら、9.29兵庫・神戸ワールド記念ホール大会にTMDKの新メンバーを投入すると予告した。
これにはファンの間からも早速SNSなどで予想合戦が繰り広げられたが、ダントツで名前が挙がったのは、現在はプロレスリング・ノアへ武者修行中で、ノアの9.14東京・後楽園ホール大会を最後にノアマットからの卒業を表明している大岩陵平だ。大岩と藤田は2021年8.24後楽園大会で、お互いのデビュー戦で対戦している同期。また大岩がザックの師匠でもある先日引退をした小川良成さんからノアで教えを受けていたというつながりもあることから、大岩がTMDKに合流しても不思議ではない。
ただ外国人中心のユニットなだけに、新外国人の可能性も捨て切れないが、10.14後楽園大会で清宮海斗とシングルを行なう大岩の試合後のコメントにも注目だ。新日本の真のトップになるためにザックはユニットの勢力も拡大させていく。
◆新日本プロレス◆
『Road to DESTRUCTION』
2024年9月8日
東京・後楽園ホール
観衆 1190人
▼タッグマッチ(20分1本勝負)
天山広吉&●村島克哉(7分50秒 クラーキー・キャット)ザック・セイバーJr.&藤田晃生○
文⚫︎どら増田
【動画】ザック・セイバーJr.&藤田組が強さを見せつけた!!
【関連記事】最終日札止めにならずも各会場は大熱狂!ドーム満員へ求められる海野翔太ら日本人新世代の台頭――今年の「G1」に見えた新日本プロレスのいま 『G1クライマックス34』を制したザックは10.14東京・両国国技館大会で、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦を控えており、怪我で離脱していたら藤田は今シリーズから復帰。久々の師弟タッグ結成となった。試合は天山とザック、村島と藤田が激しくやり合う中、最後は村島が藤田をボディスラムで持ち上げようとしたところを藤田が脇固めで捕獲。村島は歯を食いしばりながら必死に逃れようとするも、藤田は師匠譲りのクラーキー・キャットにつなぐとたまらずギブアップ。TMDK師弟コンビが勝利を収めた。
バックステージに戻った来たTMDKの二人。ザックが「天山さん凄いね。まだ凄い力ある。天山さん大リスペクトですね。天山さんリスペクト」とベテランの底力を痛感したようで「天山がニュージャパンで成したことに大きなリスペクトを抱いている。日本のレスラーは作りが違う。彼は長く大変で、困難に満ちたキャリアを送ってきたんだ。そして『G1クライマックス』で優勝している。それを見て俺も日本に来て、ここに居続けているんだ。今日のリングでも闘魂を見せてくれた。でも、たとえ天山に最大級のリスペクトを抱いていたとしても、今の『G1』優勝者は俺だ。次のIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する」とザックの前に関節技(アナコンダバイス)で『G1』を制した天山の功績を称えるとともにリスペクトを口にするも自身が挑戦するタイトルマッチに向けて気を引き締めていた。しかし「きょうコメントはつまらないね」と自虐的に話すと、ザックは藤田に何やら確認を取る。
すると「大きな発表だぞ。ザック・セイバーJr.が新日本のトップを獲ると言ったが、俺だけじゃない。TMDK、一緒に。時は来た。TMDKに新メンバーだ。新しいボーイだ。いいヤツだぞ。神戸大会、9月29日、神戸。新しいTMDKメンバー、入ってきます」と日本語と英語を交えながら、9.29兵庫・神戸ワールド記念ホール大会にTMDKの新メンバーを投入すると予告した。
これにはファンの間からも早速SNSなどで予想合戦が繰り広げられたが、ダントツで名前が挙がったのは、現在はプロレスリング・ノアへ武者修行中で、ノアの9.14東京・後楽園ホール大会を最後にノアマットからの卒業を表明している大岩陵平だ。大岩と藤田は2021年8.24後楽園大会で、お互いのデビュー戦で対戦している同期。また大岩がザックの師匠でもある先日引退をした小川良成さんからノアで教えを受けていたというつながりもあることから、大岩がTMDKに合流しても不思議ではない。
ただ外国人中心のユニットなだけに、新外国人の可能性も捨て切れないが、10.14後楽園大会で清宮海斗とシングルを行なう大岩の試合後のコメントにも注目だ。新日本の真のトップになるためにザックはユニットの勢力も拡大させていく。
◆新日本プロレス◆
『Road to DESTRUCTION』
2024年9月8日
東京・後楽園ホール
観衆 1190人
▼タッグマッチ(20分1本勝負)
天山広吉&●村島克哉(7分50秒 クラーキー・キャット)ザック・セイバーJr.&藤田晃生○
文⚫︎どら増田
【動画】ザック・セイバーJr.&藤田組が強さを見せつけた!!
関連記事
- パッキャオの“伝説”にあって井上尚弥に足りないものとは? 米メディアがモンスターと歴代王者を比較「イノウエにはまだその瞬間がない。彼はあまりにも強い」
- 【ノアN-1】清宮海斗が小川良成殺法で史上初GHC王者かつN-1優勝を達成「最後本当に過酷な中で出した技が小川さんの技」
- 【ノアN-1】新日本から武者修行中の大岩陵平と引き分け… “GHC王者”清宮海斗「ノアの闘いをあいつは吸収してたよ」
- 最終日札止めにならずも各会場は大熱狂!ドーム満員へ求められる海野翔太ら日本人新世代の台頭――今年の「G1」に見えた新日本プロレスのいま
- 「気のせい?」大相撲中継で映り込んだ“人気タレント”にネット衝撃!「気になって仕方ない」「日焼けしすぎw」