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【F1】「ポイント獲得できる自信がある」タイムリミット迫るリカルドが2017年優勝のバクーへ意気込み、なお前戦角田が不発のアップデートを投入予定...

THE DIGEST編集部

2024.09.13

来季のシートが決まっていないリカルド。(C) Getty Images

 F1角田裕毅(RB)のチームメイトであるダニエル・リカルドは現地9月10日、今週末のアゼルバイジャンGPに向け、チーム公式サイトでコメントを出した。

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 今年6月にRBと2025年までの契約延長を発表した角田裕毅とは対照的に未だ来季以降のシートが未定なリカルド。現在もう1人のドライバー候補で、現在同チームとレッドブルのリザーブドライバーを務めるリアム・ローソンは今月中にF1デビューが確約されない場合にレッドブルグループとの契約を解除できる権利を得るため、今後数日、あるいは今後数週間以内に、来季のRBの残りの1席について発表があるとされている。

 来季の去就に大きく関わる、重要な時期のレースに臨むリカルドのマシンには今回のグランプリから新たなアップデートを導入予定。しかし前回イタリアGPで同様のアップデートを角田のマシンのみに投入した際には、週末を通して速さが見られず、旧型のリカルド車の後塵を拝す場面も見られるなど、パフォーマンスには疑問が残る。

 しかし2017年には優勝を収めた経験もあるリカルドは「バクーを楽しみにしている。ここはちゃんとしたトラックだし、他のストリートサーキットと同じように、すぐに限界を見つける必要がある。ファエンツァのチームが懸命にプッシュしていることは知っているし、今週末は新しいフロアにチャレンジしたいと思っている。ポイントを獲得できる自信があるよ」と入賞へ自信をのぞかせた。

 同チームテクニカルディレクターのジョディ・エギントン氏は週末について、「非常に忙しくなる」と予想している。「なぜなら、全てのイベントで行なう通常のセットアップとタイヤワークに加えて、モンツァで初めてテストした新しいフロアパッケージを中心にマシンを最適化し、より多くのことを学ぶための重要なテストがいくつか計画されているからだ」と話した。

 来季のドライバーラインナップの空席も残るところRBとザウバーの2つのみ。リカルドがグリッドに留まるためには、今回のグランプリと次戦シンガポールGPで結果を出すことが不可欠だろう。

構成●THE DIGEST編集部

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