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スポーツ界のアカデミー賞と呼ばれる「ローレウス世界スポーツ賞」に大坂なおみ、ラグビー日本代表がノミネート

THE DIGEST編集部

2020.01.16

ローレウス世界スポーツ大賞の候補に選出された大坂なおみ(左)と、W杯日本代表チーム(右)。写真:山崎賢人/茂木あきら(THE DIGEST写真部)

 スポーツで世界に貢献した人、団体を選出して表彰する「ローレウス世界スポーツ賞」のノミネートが発表された。これは各国のスポーツメディアの投票にて選ばれるもので、この中からローレウス・アカデミー会員の投票で最終的な受賞者が選出される。過去最多はテニスのロジャー・フェデラーで、最優秀男子選手賞を5度、最優秀カムバック賞を1度の計6度受賞している。

 日本人からは、昨年全豪オープンで優勝し、すでにグランドスラム2勝を数える大坂なおみが最優秀女子選手賞にノミネートされている。昨年は最優秀成長賞に輝き、日本人初めての受賞となった。
 
 そして今年の最優秀成長賞の候補には、ラグビーワールドカップで日本初のベスト8へ進出した日本代表チームが選出されている。同賞の候補には、テニスのビアンカ・アンドレスク、ココ・ガウフ、自転車競技のエガン・ベルナル、ボクシングのアンディ・ルイス・ジュニア、水泳のリーガン・スミスが名を連ねる。

 日本人の過去のノミネートには、テニスの国枝慎吾、上地結衣、サッカーの澤穂希、スケートの羽生結弦らそうそうたる顔ぶれが揃う。もしも大坂とラグビー日本代表が最優秀賞に選ばれれば、日本初の快挙となる。

 スポーツ界のアカデミー賞とも言われ、今年20回目を迎えるこの賞の最終発表は、2月17日、ベルリンで行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部
 
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