格闘技・プロレス

【新日本】タイチが闇落ちSANADAをメッタ斬り「最高にやべえ趣味持ってんな、お前」「あいつらの犬になってろ!」

どら増田

2024.11.13

ギブアップ勝ちを収めたSANADA。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスは『NEW JAPAN ROAD in ANJO』11.9愛知・東祥アリーナ安城大会を開催した。第6試合では、タイチ&DOUKI&TAKAみちのくのJust 5 Guysと、SANADA&石森太二&外道のバレットクラブが対戦。SANADAは11.4大阪府立体育会館第1競技場大会で、バレットクラブのWAR DOGSリーダー、デビッド・フィンレーが保持しているIWGP GLOBAL ヘビー級王座に挑戦したタイチを裏切り、フィンレーに加担。まさかのWAR DOGS入りという闇落ち劇を繰り広げている。

 今大会ではヒールになったSANADAのお披露目試合となった。SANADAは髪の毛をロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン時代以来となる金髪に染め上げて、コスチュームは黒に変更。テーマ曲も一進し、WAR DOGSのTシャツを着たまま試合を行なった。一方のJ5Gは再びJust 4 Guysへの名称変更を余儀なくされてしまう。

 試合は怒り心頭のJ4Gが仕掛けてリング内外で乱戦に発展したが、最後はSANADAがレフェリー方向にTAKAをぶつけて、レフェリーの注意をそらせると、ポップアップしての急所蹴りからSkull Endで絞め上げてギブアップ勝ち。最後の急所蹴り以外は特にヒールファイトは見られなかったが、WAR DOGSは同じバレットクラブのH.O.Tとは違って、フィンレー以外はあまり凶器などは使わないため、SANADAもその路線で行くことが考えられる。タッグリーグにはゲイブ・キッドとのチームでエントリーしているだけに、凶器を超える狂気を見せてくるかもしれない。
 
 試合後、まだTAKAを絞め続けるSANADAを見て、タイチがリングに上がるとSANADAは退散。マイクを掴んだタイチは「オイ、SANADA! テメー、何がやりてぇんだ! 外道、テメーもだぞ! テメーら好き勝手やりやがってよ。ソイツらの犬になれて幸せか? お前、言ってたもんな、犬になりてぇって。そっちで犬として買われてろ! 俺たち、『WORLD TAG LEAGUE』でも組まれてねぇ。このまま新日本でやる場所がなくなって、テメーら逃げ回るつもりか? そんなことさせねぇからな。新日本でやる場がなかったら、俺たちでオメーらが来る場、作ってやるよ。テメーら、SANADA、外道、ゼッテーに逃さねぇからな、コノヤロー!」と報復宣言。

 バックステージに戻ってからも怒りは収まらず、DOUKIは「あんたがあのチームに行こうと、ぶっちゃけ、俺はどうでもいいと思ってる。ただよ、お前が(JUST 5 GUYSを)離れるその決断を、俺たちをダシに使ったな。それだけはよ、どっかでキッチリ、落とし前つけさせてもらうよ」と言って先に控室へ。続けてタイチは「俺らに興味なくなった? ここにいる意味はもうねえだとか、それ、オメー自身の問題だろ? お前が自分で自分自身を落としたんだろ? それをなんで俺らのせいにすんだよ。なんだ、こっちに来て、ハポンやめてこっちに来て、世界ヘビー獲った。そしてそのあと、(1.4東京)ドーム、負けて、『G1』も負け越し。なんとかつかんだザックとの選手権もダメ。そして海野さん、翔太にも負けて、その落ち込んだ気持ちを俺らにぶつけてるだけか? お前の言ってること意味がわかんねえ、全く。全く理解できない。ぶち壊すのが趣味だ? 裏切んのが趣味だ? それがよ、他人(ひと)が全身全霊懸けて挑んだ試合でやることか? やべえ趣味持ってんな、お前。最高にやべえ趣味持ってるよ。なあ?」とSANADAの言動と行動をメッタ斬り。
NEXT
PAGE
SANADAと外道を制裁するために自主興行の開催も辞さない構え