F1第22戦のラスベガス・グランプリが開幕し、11月21日には2度のフリー走行(FP1、2)が実施された。また同22日にはフリー走行の3回目に続き、予選が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅はQ3進出を果たし、7位に食い込んだ。
【動画】角田裕毅、予選Q1は暫定4位! 残り3戦でコンストラクターズ・ランキング(現在8位)で6位の座の奪還を目指すRBにおいて、ポイント獲得の期待がかけられている角田は、FP1では23周回で1分38秒574のベストタイムと全体19位に終わったものの、続くFP2(23周回)では10番手となる1分34分997を計測している。
セッションの間で車を改善させた上でトップ10入を果たして初日を終えた彼は、チームの公式サイトを通して、「全体的に見て、ラスベガスでの初日は良いスタートが切れたと思います。FP1では少し苦戦しましたが、FP2で挽回することができました。これは通常、簡単なことではないので、ポジティブな兆候ですし、週末を通して進むべき方向性が見えたと思います」と振り返り、さらに予選以降に向けての課題も挙げた。
「明日に向けては、もう少し微調整が必要で、予選でQ3進出を目指すためにはあと数十分の1秒を縮める必要があります。また、ロングランも良い感触でしたが、このサーキット特有の難しい条件を考えると、タイヤの管理次第で大きく状況が変わると思います。ショートランとロングランのバランスを取るための適切なセッティングを見つけることが重要です」
一方、RBのレーシングディレクター、アラン・パーメインは、「正直なところ、かなり厳しい1日だった。FP1では車の性能を最大限に引き出すことができなかったが、多くの収穫があり、FP2までに幾つかの変更を加えた。結果、両ドライバーはかなり満足する状態までに改善できたが、まだ完全に満足できるわけではない。もっとも、これで今夜取り組むべき方向性が明確になり、FP3に向けても、今日同様の改善が達成できるはずで、より競争力のある車に仕上がるだろう」と語っている。
各国専門メディアの報道では、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』が「厳しいFP1の後、角田は初日を10番手で終え、安堵感を得ることができた。このRB のドライバーは、Q3進出を目指せると考えており、予選に向けて堅実なペースを期待している」と伝えた。
そしてイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、RBの初日について「イタリア・ファエンツァのチームにとって、遅く不確実なスタートにもかかわらず、最終的には希望が持てる初日になった」とポジティブに総括。また、各セッションを振り返るとともに、予選についても次のように言及していた。
「FP1では、角田とリアム・ローソン(FP1は20番手、FP2は15番手)が最後尾に並んだことで、悲惨な週末を予感させたが、FP2では状況が改善された。これにより、週末を通しての期待は高まり、角田はレース終了までポイント圏内を維持できることを願っている。コンストラクターズ・チャンピオンシップでの6位争いはまだ決着がついておらず、ハースやアルピーヌとの戦いでは、1ポイントでも非常に重要になるからだ」
構成●THE DIGEST編集部
【記事】角田裕毅が"11番目のチーム"のドライバーになる可能性も?2026年からF1に新規チームが参戦か
【動画】予選3番手の角田裕毅、スタート直後は3位をキープ!
【動画】レッドブルのシートを争うローソンとペレスが接触...
【動画】角田裕毅、予選Q1は暫定4位! 残り3戦でコンストラクターズ・ランキング(現在8位)で6位の座の奪還を目指すRBにおいて、ポイント獲得の期待がかけられている角田は、FP1では23周回で1分38秒574のベストタイムと全体19位に終わったものの、続くFP2(23周回)では10番手となる1分34分997を計測している。
セッションの間で車を改善させた上でトップ10入を果たして初日を終えた彼は、チームの公式サイトを通して、「全体的に見て、ラスベガスでの初日は良いスタートが切れたと思います。FP1では少し苦戦しましたが、FP2で挽回することができました。これは通常、簡単なことではないので、ポジティブな兆候ですし、週末を通して進むべき方向性が見えたと思います」と振り返り、さらに予選以降に向けての課題も挙げた。
「明日に向けては、もう少し微調整が必要で、予選でQ3進出を目指すためにはあと数十分の1秒を縮める必要があります。また、ロングランも良い感触でしたが、このサーキット特有の難しい条件を考えると、タイヤの管理次第で大きく状況が変わると思います。ショートランとロングランのバランスを取るための適切なセッティングを見つけることが重要です」
一方、RBのレーシングディレクター、アラン・パーメインは、「正直なところ、かなり厳しい1日だった。FP1では車の性能を最大限に引き出すことができなかったが、多くの収穫があり、FP2までに幾つかの変更を加えた。結果、両ドライバーはかなり満足する状態までに改善できたが、まだ完全に満足できるわけではない。もっとも、これで今夜取り組むべき方向性が明確になり、FP3に向けても、今日同様の改善が達成できるはずで、より競争力のある車に仕上がるだろう」と語っている。
各国専門メディアの報道では、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』が「厳しいFP1の後、角田は初日を10番手で終え、安堵感を得ることができた。このRB のドライバーは、Q3進出を目指せると考えており、予選に向けて堅実なペースを期待している」と伝えた。
そしてイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、RBの初日について「イタリア・ファエンツァのチームにとって、遅く不確実なスタートにもかかわらず、最終的には希望が持てる初日になった」とポジティブに総括。また、各セッションを振り返るとともに、予選についても次のように言及していた。
「FP1では、角田とリアム・ローソン(FP1は20番手、FP2は15番手)が最後尾に並んだことで、悲惨な週末を予感させたが、FP2では状況が改善された。これにより、週末を通しての期待は高まり、角田はレース終了までポイント圏内を維持できることを願っている。コンストラクターズ・チャンピオンシップでの6位争いはまだ決着がついておらず、ハースやアルピーヌとの戦いでは、1ポイントでも非常に重要になるからだ」
構成●THE DIGEST編集部
【記事】角田裕毅が"11番目のチーム"のドライバーになる可能性も?2026年からF1に新規チームが参戦か
【動画】予選3番手の角田裕毅、スタート直後は3位をキープ!
【動画】レッドブルのシートを争うローソンとペレスが接触...
関連記事
- 角田裕毅が“11番目のチーム”のドライバーになる可能性も?2026年からF1に新規チームが参戦か。アンドレッティ退任で事態が進展と海外メディア報道
- 【F1】角田裕毅はやはり昇格レースでは不利の立場に!? レッドブルの内情に識者が言及「ホンダから送り込まれた選手と見られていた可能性も」
- 角田裕毅が「危うく帰国させられるところだった」とアメリカ入国に“2、3時間拘束”されたトラブルを明かす【F1ラスベガスGP】
- レッドブルは角田裕毅とペレスを交代させるべきだった、と元F1トップが自論「もし指揮官だったら2レース前にRB20に乗せていた」と海外メディアが発言紹介
- 【F1】「メキシコではいつもこう…」 角田裕毅、スタート直後のクラッシュに失望と謝意! 元ドライバーは「彼は何も悪くない」と擁護&専門メディアは「忘れたい週末」