F1ラスベガスGPが現地11月22日に行なわれ、角田裕毅(RB)が7番手グリッドを獲得した。一方で、角田と来季のシート争いをしていると目されるセルジオ・ペレス(レッドブル)はQ1で敗退し16番手にとどまった。この結果には、海外メディアも対照的な評価を下した。
【動画】Q3進出をチームと喜ぶ角田裕毅の無線 英国の専門メディア『PlanetF1.com』は今回の予選の勝者と敗者を選定。角田はチームメイトのリアム・ローソンを上回り、トップチームと比べて非力なマシンながら入賞圏内からのスタートを勝ち取ったとして、“勝者”として挙げられた。これはポールポジションのジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)、2番手と4番手を獲得したフェラーリと並ぶ評価だ。
同メディアは日本人ドライバーに対して、「レッドブルから送られるチームメイトを『打ち負かし』続けることに満足していると予選前に語っていた角田裕毅が、それを裏付けるような素晴らしい予選セッションを披露した」と絶賛。「2台のマクラーレンに割って入ることは簡単なことではなく、彼は予選でチームメイトのリアム・ローソンに対して4勝0敗だ」と“勝者”評価の根拠を示した。
その一方で、16番手スタートとなったペレスに対して同メディアは“敗者”だと、辛口に選定した。来季レッドブルのシートを争うローソンに対して、今季の予選結果で大きく後れをとっている点を挙げ、「セルジオ・ペレスの不甲斐なさが続いていることについて、これ以上語ることはないだろう。かつての冷酷なレッドブルなら、とっくにペレスを落としていただろう」と厳しい評価を下した。
コンストラクターズランキングを考えると、角田はガスリーに次ぐ中団勢2位とポイント獲得の可能性を大きく残している一方で、ペレスは上位勢4チームで唯一のQ1落ち。Q3に進めなかったのも、ひとりだけだった。今日の好走からF1公式Xで、『Mr.Vegas』と紹介された角田と、『キング・オブ・ザ・ストリート』の異名を持つペレス。いずれも獲得ポイントがチームのランキングに大きく関わってくるだけに、決勝でのパフォーマンスに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】角田裕毅が“11番目のチーム”のドライバーになる可能性も?2026年からF1に新規チームが参戦か
【動画】Q3進出をチームと喜ぶ角田裕毅の無線 英国の専門メディア『PlanetF1.com』は今回の予選の勝者と敗者を選定。角田はチームメイトのリアム・ローソンを上回り、トップチームと比べて非力なマシンながら入賞圏内からのスタートを勝ち取ったとして、“勝者”として挙げられた。これはポールポジションのジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)、2番手と4番手を獲得したフェラーリと並ぶ評価だ。
同メディアは日本人ドライバーに対して、「レッドブルから送られるチームメイトを『打ち負かし』続けることに満足していると予選前に語っていた角田裕毅が、それを裏付けるような素晴らしい予選セッションを披露した」と絶賛。「2台のマクラーレンに割って入ることは簡単なことではなく、彼は予選でチームメイトのリアム・ローソンに対して4勝0敗だ」と“勝者”評価の根拠を示した。
その一方で、16番手スタートとなったペレスに対して同メディアは“敗者”だと、辛口に選定した。来季レッドブルのシートを争うローソンに対して、今季の予選結果で大きく後れをとっている点を挙げ、「セルジオ・ペレスの不甲斐なさが続いていることについて、これ以上語ることはないだろう。かつての冷酷なレッドブルなら、とっくにペレスを落としていただろう」と厳しい評価を下した。
コンストラクターズランキングを考えると、角田はガスリーに次ぐ中団勢2位とポイント獲得の可能性を大きく残している一方で、ペレスは上位勢4チームで唯一のQ1落ち。Q3に進めなかったのも、ひとりだけだった。今日の好走からF1公式Xで、『Mr.Vegas』と紹介された角田と、『キング・オブ・ザ・ストリート』の異名を持つペレス。いずれも獲得ポイントがチームのランキングに大きく関わってくるだけに、決勝でのパフォーマンスに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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