水泳

東京五輪で金メダル4個獲得…豪州“競泳界のスター”マキーオンが引退を表明「史上最高のオリンピック選手の一人」

THE DIGEST編集部

2024.11.27

現役引退を発表した競泳女子のエマ・マキーオン。(C) Getty Images

 競泳女子のエマ・マキーオンが11月25日、現役引退を発表したことを米大手メディア『ESPN』などが報じた。

 引退を表明したマキーオンは、2016年リオデジャネイロ五輪で初の金メダルを獲得すると、2020年東京五輪でも金メダル4個を記録。さらに今夏のパリ五輪で3大会連続の金メダルに輝き、夏季オリンピックで、金メダル6個を含む、合計14個の五輪メダルを獲得した。同記録はオーストラリア人選手として歴代最多の五輪メダル数となっている。

 同メディアは、そんな30歳のマキーオンについて「4×100m自由形リレーで金メダルを獲得した2024年のパリ大会が最後のオリンピックになることをほのめかしていたが、競技者として泳ぎ続けるかどうかは明言していなかった」と記した上で、同選手の引退に関するコメントを公開した。
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「自分の水泳人生で、肉体的にも精神的にもすべてを捧げられたことを誇りに思う。自分に何ができるのかを知りたかったし、実現できてうれしい。水泳は私に多くのものを与えてくれた。5歳で(水泳選手の)夢に燃えてから、3度目のオリンピックに出場するまで、たくさんのレッスン、経験、友情、思い出があり、すべてに感謝しています」

 また同メディアは、豪州オリンピック委員会のイアン・チェスターマン会長のコメントも掲載。「エマは五輪でオーストラリアの歴史に素晴らしい一章を加えた。エマは並外れたアスリートで、特にオリンピックでの成功を通じて、豪州のスポーツ界に特別な地位を刻み込んできました。また、東京での彼女のパフォーマンスは特に素晴らしいものでした。彼女はオーストラリアだけでなく世界中で、史上最高のオリンピック選手の一人として認められています」とその功績を称えている。

構成●THE DIGEST編集部

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