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やはりペレスの後任はローソンか!? 英メディアが今季終了後の昇格を有力視「レッドブルが求める要素を備えている」 

THE DIGEST編集部

2024.12.04

来季のレッドブル第2ドライバーの座を角田と争うローソン。はたして、”勝者”となるのは? (C) Getty Images

来季のレッドブル第2ドライバーの座を角田と争うローソン。はたして、”勝者”となるのは? (C) Getty Images

 2024年シーズンも残り1レースとなったF1は、レッドブルの来季のシートをめぐっての議論がさらに深まっている。去就が注目を集めるセルジオ・ペレスは第23戦カタールGPもリタイヤに終わり、チーム首脳からも、シーズン終了後でのドライバー交代を匂わせるコメントが発せられている。

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 そうした事態を受け、英メディア『PLANET F1』が姉妹チームにあたるRBの角田裕毅、リアム・ローソンの昇格の可能性を論じる特集記事を12月2日に配信。その中で、「現時点では、最終戦のアブダビで奇跡が起きない限り、ペレスが2025年にレッドブル・レーシングのコックピットに座ることはないだろう」と予想しており、後任については、「有力候補はリアム・ローソンであると見られている」と綴っている。

 同メディアは、RBの両ドライバーをさまざまな角度から比較しており、その上で「ツノダは経験がある一方で、まだ粗削りな部分があり、時折見せる軽率なミスやクラッシュ、プレッシャーがかかる状況での冷静さの欠如がその証拠だ」などと指摘。

 さらに角田については他にも、「チームのリーダー的な立場にいるときはその感情を抑えるのが容易だが、頻繁に前を走るマックス・フェルスタッペンとペアを組んだ場合、ツノダがどのように対応するのか疑問が残る」などと見通している。

 一方のローソンに対しては、下部組織を含めたチーム内でのキャリアを強調する。「彼は過去6年間レッドブルと密接に協力してきた。チーム内で高く評価されており、約4年のF1経験を持つツノダと比較されるという事実は、ローソンがフルタイムでグランプリに慣れる過程でさらに高いパフォーマンスの天井を持つ可能性を示唆している」と説明。

 さらに同メディアは今後、フェルスタッペンがチームを去ったケースも想定し、将来的なチームのエースとして、ローソンが相応しいと主張。「現段階ではツノダはローソンよりもポイントを稼ぐことができる可能性が高いが、ローソンはレッドブルが求める『速さ』『攻撃性』『強敵に臆さない精神力』などの要素をより多く備えている」などと持論を展開している。

 いずれにせよ、今季終了とともに、チーム首脳陣はなんらかの答えを示すはずだ。2024年の最終戦アブダビGP決勝は、12月8日に行われる。

構成●THE DIGEST編集部
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