Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区)で12月15日、『Honda Racing 2024 SEASON FINALE』が開催され、F1チームRBで4シーズン目を戦い終えた角田裕毅がメディアへの合同取材に応じ、今季ともに戦った2人のチームメイトについて振り返った。
【画像】「Honda Racing 2024 Season Finale」のトークショーに登場して駆け付けたファンを魅了した角田裕毅を特集! 開幕から第18戦シンガポールGPまでともに戦ったダニエル・リカルドに対して、予選で12勝6敗、決勝では9勝8敗(中国GPは両者リタイア)だったが、獲得ポイントでは22対12。一方で、圧倒的な経験値と実績を持つリカルドから学ぶことも多かったという。
「フラストレーションが溜まった時の気持ちのコントロールの部分がリカルド選手は本当に成熟しているなと感じられた部分があった。どんな(フラストレーションが溜まる)セッションがあっても毎回同じトーンだったりフィードバックの細かさで(そのようなドライバーを)あまり見てきてなかったので、すごくリスペクトしてて。あとはドライビング中の無線で、エンジニアはクルマのことを結局一番聞きたくて(自分がよくしてきたような)気持ちの表現は全く要らないので、そういったメリハリをつけることができて、もっと効率良く事が進むようになったかなと思います」
また、第19戦アメリカGPからリアム・ローソンが加入したことで、自分がチームを引っ張っていくという責任感がリカルドと過ごした時期よりも強くなったという。
「過去の成績とか見てもリカルド選手はチームから信頼されるようなドライバー。お互いに切磋琢磨しあってひとりがダメでもひとりが成績出すみたいな。どちらかというと彼に勝つような、競争してた部分があったんですけど、ローソンはどちらかというと経験も少なくて、特にフィードバックは僕の方がかなりやりやすいですし、どういう風なプロセスでチームが(活動を)行なっていくかというのは僕が分かっているので、僕が引っ張っていかなきゃなっていう責任感が増した。リーダーとしてチームを引っ張っていく能力が一番鍛えられた」
今季通してのチームメイトとの戦いについて角田は「コンスタントにチームメイトに勝つことができた。そこがターゲットで一番見られるところなので、2人のチームメイトを成績の部分で明らかに(凌駕)できたのは良かった。(リカルドから)学ぶことが多かったので、勝ちつつ吸収できたのは良かったなと思う」と振り返りながらまとめた。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
【動画】角田裕毅がコンスト6位争いをする“大の仲良し”ガスリーとオーバーテイク合戦!
【動画】無線で不満を露わにする角田裕毅「なぜ急がされたのか意味が分からない」
【動画】Q3進出をチームと喜ぶ角田裕毅の無線
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「フラストレーションが溜まった時の気持ちのコントロールの部分がリカルド選手は本当に成熟しているなと感じられた部分があった。どんな(フラストレーションが溜まる)セッションがあっても毎回同じトーンだったりフィードバックの細かさで(そのようなドライバーを)あまり見てきてなかったので、すごくリスペクトしてて。あとはドライビング中の無線で、エンジニアはクルマのことを結局一番聞きたくて(自分がよくしてきたような)気持ちの表現は全く要らないので、そういったメリハリをつけることができて、もっと効率良く事が進むようになったかなと思います」
また、第19戦アメリカGPからリアム・ローソンが加入したことで、自分がチームを引っ張っていくという責任感がリカルドと過ごした時期よりも強くなったという。
「過去の成績とか見てもリカルド選手はチームから信頼されるようなドライバー。お互いに切磋琢磨しあってひとりがダメでもひとりが成績出すみたいな。どちらかというと彼に勝つような、競争してた部分があったんですけど、ローソンはどちらかというと経験も少なくて、特にフィードバックは僕の方がかなりやりやすいですし、どういう風なプロセスでチームが(活動を)行なっていくかというのは僕が分かっているので、僕が引っ張っていかなきゃなっていう責任感が増した。リーダーとしてチームを引っ張っていく能力が一番鍛えられた」
今季通してのチームメイトとの戦いについて角田は「コンスタントにチームメイトに勝つことができた。そこがターゲットで一番見られるところなので、2人のチームメイトを成績の部分で明らかに(凌駕)できたのは良かった。(リカルドから)学ぶことが多かったので、勝ちつつ吸収できたのは良かったなと思う」と振り返りながらまとめた。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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