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モータースポーツ

【F1】角田裕毅のアストン移籍は難しい? アロンソが26年末の引退に言及も「シートを嗅ぎ回るドライバーが大勢いることは間違いない」と海外メディア

THE DIGEST編集部

2024.12.13

引退について言及したアロンソ(右)。角田(左)が移籍する可能性は?(C)Getty Images

引退について言及したアロンソ(右)。角田(左)が移籍する可能性は?(C)Getty Images

 F1アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが自身の契約最終年である2026年を「僕のF1での最後のシーズンになるだろう」と語ったとモータースポーツ専門メディア『The Race』が現地12月11日に報じた。

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 現在43歳のアロンソは今年4月に同チームとの契約を26年まで延長することを発表。チームオーナーの息子ランス・ストロールも引き続きステアリングを握ることが予想されており、今後2年間はラインアップ継続が濃厚だ。

 同メディアはアロンソのコメントを紹介。「26年末で契約が切れるから、恐らく(少なくとも最初は)F1での最後のシーズンになるだろう」と契約満了後の引退を示唆しつつ「もし26年が順調に運営され、我々が良い時間を過ごし、もう1年レースができる可能性があるのなら、間違いなく(その可能性を)オープンにするだろう」と絶対的な引退宣言ではないことを強調した。

 加えて「事前にドアを閉めるつもりはない。そんなことを考え始めるつもりはないし、全てのレースを最後のレースだと思って、1秒1秒を楽しむつもりだ」とし、自身のパフォーマンスがチームメイトやマシンの性能に追いつかなくなった場合に「恐らく手を上げてレースをやめるだろう」と“引き際”についての自論を語った。

 また同メディアは、「27年のアストンのシートを嗅ぎ回るドライバーが大勢いることは間違いない」とし、2026年末に契約が切れるオスカー・ピアストリ(マクラーレン)やトップチームへ戻ることを望んでいるウィリアムズのカルロス・サインツ、アレックス・アルボンらを候補として挙げた。アストンマーティンはチームオーナーのローレンス・ストロール氏の莫大な投資によって、デザイナーのエイドリアン・ニューウェイ氏ら優秀な人材を引き抜いているほか、26年からホンダのパワーユニットを搭載するなど、ドライバーにとって魅力的な移籍先候補になりうると説明している。

 ホンダのサポートを受ける角田も今季のパフォーマンスを残し続けられれば、候補として挙がることは間違いない。しかし仮にアロンソがチームを離れたとしても、そのシートを手にするのは決して容易なことではないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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