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フィギュア

SP首位発進も、りくりゅうに笑顔なし。「今シーズン全部そうなんですけど…」何度も口にした”悔い”【フィギュア全日本選手権】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.12.21

三浦&木原組はSP首位に立ったが、演技後は笑顔がなかった。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

三浦&木原組はSP首位に立ったが、演技後は笑顔がなかった。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 12月21日、フィギュアスケートの全日本選手権はペアショートが行なわれ、昨年の世界選手権金メダリストである“りくりゅう”こと、三浦璃来&木原龍一組が74.16点をマークした。5年ぶりの優勝に向け首位発進を決めたが、2人に笑顔はなかった。

 思わず唇を噛んだ。2つ目の3回転トウループで三浦の着氷が乱れてしまった。続くグループ4リフトは高さがあったが、スピンでは2人の呼吸が合わずズレが生じた。

 演技後、木原はきちんと70点台に乗せていることは及第点として答えたが、「(練習拠点のカナダから)日本に帰国してからすごくいい練習を積めていた。自分たちの力を出し切れていないところが多い」と猛省する。

 続けて、「体のキレも良かったので、残念だった。平常心で2人とも臨めていたので、この状態でしっかり演技することができなかったので、ちょっと悔いが残っています」と振り返り、「今シーズン全部そうなんですけど、練習ではしっかりとできていて、すごく自信を持っている。だけど、試合でなかなか発揮できないことが続いている」と言葉を続けた。
 
 会場には5年ぶりに全日本の舞台に帰ってきた「りくりゅう」の応援バナーがたくさん揺れた。三浦は2位に終わった今月のグランプリファイナルでの成績を超えること、それにパートナーの木原もうなずき、明日のフリーに向け気持ちを切り替えた。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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