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格闘技・プロレス

オーカーンがKOPW王座封印を宣言「1.4のランボーマッチを、IWGP世界ヘビー挑戦権争奪戦に変える!」

どら増田

2024.12.23

『KOPW 2024』はオーカーンが1勝1分け1敗で最終保持者となり今年の王者に認定された。

『KOPW 2024』はオーカーンが1勝1分け1敗で最終保持者となり今年の王者に認定された。

 新日本プロレスは『Roadto TOKYO DOME』12.22 東京・後楽園ホール大会を開催した。

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 メインイベントでは、『KOPW 2024』争奪戦、保持者のグレート-O-カーンにタイチが挑戦した。これが年内最後の『KOPW 2024』争奪戦になるため、この試合の結果を受けて『KOPW 2024』王者が認定される。今年は石森太二、オーカーン、上村優也、オーカーンと、オーカーンを中心に動いてきた。11.17大阪府立体育会館第1競技場大会では、スターダムの鈴季すずとの男女対決も制している。試合は、1本目はタイチ、2本目はオーカーンが取って、過酷なラストマンスタンディングマッチでは両者KO。王座が移動しなかったため、オーカーンが今年の王者に認定されている。
 

 試合後、タイチと握手を交わしたオーカーンは「待て、タイチ! ハアハアハア……。待て、タイチ、オイ。貴様の3年間、しかと受け取った。貴様の栄光、この余が称えてやるよ!褒美だ、受け取れ!(と、タイチに大トロフィーを差し出す。するとタイチはそのトロフィーを手にエプロンに上がる)。いいか、よく聞け!このKOPWは、余が最後のKOPW覇者だ!代わりと言っちゃなんだが、来年、1.4東京ドームで、IWGP世界選手権・挑戦権利証マッチを、この余が最後のKOPW覇者として、提唱する! これが! KOPW覇者にして、“永久チャンピオン”のグレート-O-カーンだ!ひれ伏せ、愚民ども!」と『KOPW』王座の封印とIWGP世界ヘビー級王座・次期挑戦者決定戦を行うと宣言。

 バックステージでは「『燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや』、これまで愚民が考えもつかないことを実現させてきた。ここでもうひとつ、愚民どもに提唱してやる。このKOPWを封印する! 代わりと言っちゃなんだが、この余の権限で毎年恒例の1.4のランボーマッチを、IWGP世界ヘビー争奪戦に変える! いいか、これが最後にして、永久KOPWチャンピオンのグレート-O-カーンの力だ! IWGP世界ヘビーを支配する。棚橋弘至大社長様にリングの上で『新日本プロレスを頼みます』と言われちまったもんでな。ビビって指食えて見てるほうが惨めだ!ひれ伏せ、愚民ども!」と1.4東京ドーム大会の第0試合で行なわれるニュージャパンランボー(時間差バトルロイヤル)を次期挑戦者決定戦にしたいと表明。新日本もこれを受け入れて正式決定された。

 タイチも「3年間、年末に関わってきて連覇は出来なかったかもしれないけど、俺ももう腹いっぺえだ。KOPWには良い思い出しかない。ホントに心の底からKOPWには世話になった。本音を言えばコレを創ったオカダ(・カズチカ)といつかやりてえって思ってたけど、まあそれは果てしない夢の先ということでいいんじゃない? これで俺も今日はもう文句ナシ。燃え尽きたよ。KOPWの闘い燃え尽きたよ」と話しており、プロレスのいろんな楽しみ方を見せることをコンセプトに生まれた王座は、コロナ禍とともに3年間の歴史に終わりを遂げることになりそうだ。

 これで1.4東京ドームは第0試合から見逃せなくなった。

◆新日本プロレス◆
『Roadto TOKYO DOME』
2024年12月22日
東京・後楽園ホール
観衆 1420(満員)
▼『KOPW 2024』争奪戦 タイチ提案KOPW3年間集大成3本勝負
▲グレート-O-カーン(23分34秒 両者KO)タイチ▲
※ 1本目はノーロープ場外押し出しマッチ、2本目は金丸義信レフェリーマッチ、3本目:ラストマンスタンディング ランバージャックデスマッチ。オーカーンの1勝1敗1分けで引き分けのため、オーカーンが最終保持者となる。

文⚫︎どら増田
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