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F1専門メディア選定「来季ラインアップ」でレーシングブルズは低評価も、角田裕毅には及第点「仕事を成し遂げ続けている」

THE DIGEST編集部

2025.01.04

来季はチームメイトとして一緒に戦う角田(左)とハジャー(右)。(C) Getty Images

来季はチームメイトとして一緒に戦う角田(左)とハジャー(右)。(C) Getty Images

 F1専門メディア『PlanetF1.com』は現地1月2日、F1チームの来季ドライバー・ラインアップのランキングを公開した。角田裕毅が所属するレーシングブルズは、10チーム中8位と低評価を受けた。

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 来季F1デビューのアイザック・ハジャーとコンビを組むことになった角田。同メディアは、「レッドブルは評価しないかもしれないが、角田裕毅はVCARBで仕事を成し遂げ続けている。チームでのラストシーズンになるかもしれない日本人ドライバーが、再びチームメイトのアイザック・ハジャーを上回ることに期待したい」と、角田が来季チームをけん引する存在になるだろうと予想した。

 一方でハジャーについては、「この20歳はレッドブルのアカデミーを卒業したばかりの新人」と評し、「怒りに任せて暴言を吐いてしまう両ドライバーの評判を考えると、レーシングブルズのエンジニアたちは、音量ダイヤルに手を伸ばしているかもしれない」と、無線での立ち振る舞いに課題を抱えていると指摘。角田とともに「精神面の未熟さ」を言及した。

 また、マックス・フェルスタッペン&リアム・ローソンという新コンビのレッドブルは3位と好評価が与えられた。しかし、他のトップチームに比べて疑問符が拭えない現状を次のように説明している。

「リアム・ローソンは、おそらくレッドブルがこれまでにマシンに乗せる中で最大の未知数だ。ピエール・ガスリーとアレックス・アルボンはトロ・ロッソでの経験があったが、ローソンはF1で11回しかドライブしておらず、今ではフェルスタッペンと歩調を合わせるという、F1で最も難しい仕事のひとつを求められるようになっている」

 レッドブルグループとしてはレーシングブルズが中団勢のなかで上位を目指しており、レッドブルはチャンピオンを狙っている一方で、両チームともマシンの戦闘力不足が今シーズン顕在化。来季の成績向上のためにはドライバーの腕が重要になってくることを考えると、同メディアの見通しは厳しいものと言わざるを得ないだろう。

 ランキング全体は以下の通り(ドライバー順は原文ママ)。

1.マクラーレン(ランド・ノリス&オスカー・ピアストリ)
2.フェラーリ(シャルル・ルクレール&ルイス・ハミルトン)
3.レッドブル(フェルスタッペン&ローソン)
4.ウィリアムズ(アレックス・アルボン&カルロス・サインツ)
5.メルセデス(ジョージ・ラッセル&キミ・アントネッリ)
6.アストンマーティン(ランス・ストロール&フェルナンド・アロンソ)
7.ハース(エステバン・オコン&オリバー・ベアマン)
8.レーシングブルズ(角田裕毅&アイザック・ハジャー)
9.ザウバー(ニコ・ヒュルケンベルグ&ガブリエル・ボルトレト)
10.アルピーヌ(ピエール・ガスリー&ジャック・ドゥーハン)

構成●THE DIGEST編集部

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