まさかの展開だ。現地1月10日、プロボクシングIBF・WBO世界スーパーバンタム級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)が再び左目上を負傷。これを受け、豪興行会社『No Limit Boxing』は、今月24日に東京・有明アリーナで予定されていた同級世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦を辞退するとSNS上で発表した。
当初は、12月24日に予定されていた一戦だが、先月13日にグッドマンがスパーリング中に左目の上を深くカットしたため、試合は1か月後に延期となっていた。ところが今回、またしても同じ箇所を負傷してしまい試合が不可能になってしまった。
米スポーツ専門局『FOX Sports』の豪州版によると、『No Limit Boxing』でプロモーターを務めるマット・ローズ氏が「本当に悲惨だ」と現在の心境をコメントした。「サムが最初に経験したことが、また起こってしまうとは...」と言葉を詰まらせ、「何と言えばいいかわからない」と沈痛な思いを明かしている。
【動画】グッドマンが左目上を負傷したスパーリング
さらに、大一番へグッドマンとその陣営が費やしてきた時間やエネルギーを振り返ると、「言葉がない」と正直な胸中を明かしたローズ氏。本人の様子に関しては、「取り乱している」と説明し、「この4か月間、明日がないかのように準備を進めてきた。しかし今の彼は、そのすべてが奪われている。しかも2度目だ」と嘆きを口にしていた。
グッドマンの負傷を受けて注目された井上の対戦相手は、WBO同級11位のキム・イェジョンに決定。通算25戦21勝(13KO)2敗2分けで、日本人相手には7戦全勝のボクサーだ。愛称が"トラブルメーカー"のキム・イェジョンを相手に、井上はどのような戦いを見せてくれるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに、大一番へグッドマンとその陣営が費やしてきた時間やエネルギーを振り返ると、「言葉がない」と正直な胸中を明かしたローズ氏。本人の様子に関しては、「取り乱している」と説明し、「この4か月間、明日がないかのように準備を進めてきた。しかし今の彼は、そのすべてが奪われている。しかも2度目だ」と嘆きを口にしていた。
グッドマンの負傷を受けて注目された井上の対戦相手は、WBO同級11位のキム・イェジョンに決定。通算25戦21勝(13KO)2敗2分けで、日本人相手には7戦全勝のボクサーだ。愛称が"トラブルメーカー"のキム・イェジョンを相手に、井上はどのような戦いを見せてくれるのか。
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