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「仕事をしろ、さもないとクビだ」ローソンが“プレッシャー”に慣れた理由を説明 「負けるためにそこにいるわけではない」と意気込みも

THE DIGEST編集部

2025.01.14

マルコ氏とのエピソードを語ったローソン。(C)Getty Images

 F1レッドブルのリアム・ローソンは2025年シーズン、マックス・フェルスタッペンとチームメイトとなるという大仕事を前に意気込みを述べた。

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 専門メディア『GPblog』は現地1月13日、ローソンのコメントを紹介。「もちろん、現実的にならなければならない。今まで走ったことのないたくさんのトラックに行くことになるし、初めてのフルシーズンだ。だから、すぐにマックスと一緒にレースの勝利を争うとは思っていない」とドライバーズチャンピオン4連覇を果たしたフェルスタッペンを上回ることは考えていないと語りつつ、以下のように続けた。

「でも、明らかに、僕は良いパフォーマンスを出せると思っているし、チームが僕に必要としているドライブができると思っている。そして、私は負けるためにそこにいるわけではなく、ただ一つの理由があってそこにいるんだ。だから、ワクワクしているよ」

 そして、大きなプレッシャーを受けていることについては、レッドブル育成として過ごしてきた過去数年間で慣れたという。「レッドブルが私と契約した16歳の時からすでに始まっていたこと。ヘルムート(・マルコ)から隔週で電話がかかってきて、『仕事をしろ、さもないとクビだ』と言われ続けてきた。若いドライバーにとって、そのような瞬間は明らかに大きなプレッシャーで、それがF1に向けて本当に自分を育ててくれだんだ。だから、今回のような機会のためにこれまで成長してきたような気がする」とレッドブルのアドバイザーのマルコ氏とのエピソードを紹介した。

 これまでレッドブルジュニアとして高いハードルを越え続けてきたローソンにとっては、トップチームのシートですら乗り越えられる重圧に感じるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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