駿河台大駅伝部で監督を務める徳本一善氏が15日、自身のX(@surugadi)を更新し、「今年度をもって、駿河台大駅伝部総監督を退任することとなりました」と発表した。
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同大学の入試広報課に問い合わせたところ、「昨年中に一身上の都合で辞任の申し出があり、受理をしました。2025年3月末までとなります」と説明。一方、徳本氏はSNSを通じて「色々な諸事情はありますが、悩んで、考えて、純粋に自分が飛躍的に成長できる環境で挑戦したいという事が退任の理由です」とし、「この13年間で、山崎(善久)理事長との約束が果たせた事が私にとって何よりの成長でした」と胸を張った。
「男女とも指導したいという気持ちはないのかと言えば嘘になります。しかし最高の状態で次のコーチ陣に預けたいという思いがありこのタイミングで退任の決意をしました。私についてきてくれた選手達にも理解してもらい、チーム過去最高の結果を残すと約束してくれた事が何よりも嬉しかったです」
さらに、徳本氏は「最後まで選手が良い状態でシーズンインができるよう頑張ります」と契約満了までは指導に全力を尽くすことを強調し、「このアカウントも3月を持って辞めるかどうかも含め、今後の事は落ち着いたら報告します。たくさんの応援がきつい時にも踏ん張れました。皆様に感謝申し上げます」とこれまで支えてくれた人たちに謝辞を示した。
法政大出身の徳本氏は、現役時代に箱根駅伝史上初めて茶髪にサングラスというスタイルで走り、「異色ランナー」として一躍有名に。そして、2012年に駿河台大駅伝部監督に就任すると、10年目の2022年に同大学を箱根駅伝で初出場に導いた。数々の伝説を残してきた45歳のさらなる活躍に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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