サーフィン男子で2021年東京五輪銀メダルに輝き、24年パリ五輪も出場の五十嵐カノアが１月20日、東京都内で開催された『Red Bull Surfing ’No Contest Tokyo’』の先行上映イベントに参加。上映後のトークショーで共に壇上へ上がった、パリ五輪サーフィン日本代表のヘッドコーチを務め、Ｓリーグ（日本プロサーフィン最高峰ツアー）のチェアマンも務める、プロサーファーの大野修聖氏が同選手の功績を称賛した。

【画像】まさに秋田美人！世界が惚れる“バドミントン界のアイドル”志田千陽を厳選ショットでお届け！
  　大野氏は、日本のサーフシーンが日本人初のCTサーファー（世界最高峰チャンピオンシップツアー）となった五十嵐の登場で「グワッと変わったと思います」とコメント。五十嵐が10歳の頃にハンティントン・ビーチ（米カリフォルニア）で会話した際のエピソードを話しはじめ、「世界の有名な大会で、何万人と観ている前で大会を行なうんですけど、10歳の彼が走り回ってて、僕（大野氏）が負けて帰ってきて、彼（五十嵐）に『どうだったの？』と言われて、僕（大野氏）は『負けちゃったよ』と言ったら、彼（五十嵐）は『こんなの勝つの簡単じゃん』とサラッと言ったんですよ。彼（五十嵐）にとっては勝つのが当たり前。優勝するのが当たり前という意識に、カルチャーショックを受けたんですよ」と五十嵐少年との秘話を明かした。

　また大野氏は、「彼がドンっと変えた。コンペティションサーフィンに関しては間違いなく彼が変えた！」と続け、同選手を称えた。

　五十嵐は、１月27日から米ハワイで開幕する、サーフィンの世界最高峰チャンピオンシップツアー（CT）第１戦『レクサス・パイププロ』に出場予定。今回のイベントのために前日の夜に帰国し、イベント翌日の21日には再びハワイへ向かうとのことで、僅か48時間の滞在にもかかわらず、終始笑顔で対応していた。今後の活躍に期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】五輪初出場でメダル獲得が期待される女子サーフィン日本代表・松田詩野を厳選ショットで特集！

【画像】シュミット、ギュネシュ、ロザマリア、古賀紗理那…パリ五輪に華を添える美女アスリートを一挙紹介！