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競馬

「えげつない事件だ!」南アで騎手が騎手をムチで殴打する“前代未聞ハプニング”に英メディア衝撃! 本人釈明「どんな競技でも脅威に晒されたら…」

THE DIGEST編集部

2025.01.29

南アのトップジョッキーであるレレナ(写真)がまさかの蛮行、英競馬界にも波紋が広がっている。(C)Getty Images

南アのトップジョッキーであるレレナ(写真)がまさかの蛮行、英競馬界にも波紋が広がっている。(C)Getty Images

 目を疑うようなハプニングが発生したのは、南アフリカの競馬場だ。英紙『Mirror』が「トップジョッキーが立ち上がってライバルの背中を3度ムチで打つ、えげつない競馬事件が起こった」と銘打って伝えている。
【動画】恐ろしい光景だ…レレナ騎手が併走する騎手をムチで殴打する実際の映像

 現地1月26日、南アフリカのターフフォンテイン競馬場での出来事だ。芝1400メートルのレース最終盤、併せ馬となったのがギャビン・レレナ騎手とジェイソン・ゲイツ騎手。激しく馬を併せて追い込むなかで接触があったのか、レレナが突如激高し、あろうことか馬上で身体を起こしてゲイツの背中を3度ムチで殴打したのだ。

 ゲイツも反撃でレレナにムチを一打浴びせたが、まさかの事態にスタンドは騒然。結局どちらも勝利には届かず、愚行に及んだレレナは7着、ゲイツは4着に終わった。このレースに出走していた他の騎手は現地メディアの取材に対して、「恐ろしい光景だった。まったくプロ意識に欠けた行為だ」と断じている。

 南アフリカで2500勝近くを挙げているレレナはレース後、自身のSNSで釈明した。「起こってしまったことは、僕の性格にはまったくそぐわないもので、深く後悔しています。馬主、調教師、スポンサー、競馬ファン、そして関係当局に深くお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、次のようにコメントしている。

「私が取った反応はゲイツ氏の行動があってのものだと明確にしておきたい。どのようなスポーツ競技においても、脅威や挑発、攻撃に晒されていると感じれば、通常の状況下では見せない本能的な反応を示してしまう場合があります」
 
 さらに「私の行為がさまざまな意見や見解を生んだことは理解しています」と記し、「ただ調査過程においては、あらゆる要素が考慮されるべきだと考えます。軽減のために必要な要素をすべて提出するつもりでいます」と続けた。

 そして最後にあらためて謝意を示した。「競馬は僕にとって特別な位置を占めています。この競技の名声と価値を高めるために専念してきましたが、残念ながら今日のことはその約束を逸脱するものであり、関係各位に失望を与えたことを深く反省しています」と書き添えた。

構成●THE DIGEST編集部

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