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【F1】レーシングブルズの〝最大の強み〟が明らかになったスペインGPでの大失敗 「人々は物事に対して固定観念を持つことができるが...」

THE DIGEST編集部

2025.02.07

パーメイン氏の言葉に耳を傾ける角田。(C)Getty Images

パーメイン氏の言葉に耳を傾ける角田。(C)Getty Images

 昨シーズンのF1でコンストラクターズランキング8位に終わったレーシングブルズ。最終的な順位自体は一昨年と変わらないものの、シーズンの大半で6位争いを繰り広げ、前年から2倍近くポイントを増やすことに成功した。昨季から同チームのレーシングディレクターに就任したアラン・パーメイン氏はチームの戦いぶりを英メディア『PlanetF1』へのインタビューで振り返った。

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 パーメイン氏は、昨季の善戦はマシンの戦闘力による部分が大きいと考えているといい、「僕たちはまともなクルマでシーズンをスタートさせ、すぐにそのクルマのパフォーマンスを向上させた。最初の数レースで、改善に改善を重ねていったんだ」と話した。

 スペインGPでは、過去4戦でポイントを獲得と勢いに乗る中で持ち込んだアップデートが大失敗。ダニエル・リカルドが15位、角田裕毅が19位と入賞から大きく遠ざかったが、翌オーストリアGPではリカルドが9位入賞を果たした。このわずか2週間の出来事がパーメイン氏に感銘を与えたという。

「私たちの大きな強みは、問題に対して非常に迅速に対応したことだ。人々は物事に対して固定観念を持つことができるが、そんなことは一切無かった。データや事実に焦点を当てるだけだった。事実、私たち(のマシンの性能)はひどかったんだ。しかし、全ての部門の誰もがそれを受け入れ、私たちは修正に取り組んだ。失敗から学ぼうとする意欲があり、私たちは改善できた」

 失敗は無いに越したことは無いが、「どのチームも経験していること」であるとルノー(現アルピーヌ)で長年キャリアを歩んできたパーメイン氏は語る。新体制のチームならではの柔軟性が成績向上につながったのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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