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熾烈極めるカーリング女子は実力伯仲の三つ巴へ。フォルティウス、北海道銀行が五輪出場の可能性残すには『優勝』が絶対条件【日本選手権】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.02.07

左からフォルティウス、ロコ・ソラーレ、北海道銀行の3チームが決勝T進出を果たした。(C)JCA/H.IDE

左からフォルティウス、ロコ・ソラーレ、北海道銀行の3チームが決勝T進出を果たした。(C)JCA/H.IDE

 三つ巴の決戦となった。

 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表候補出場権をかけたカーリングの日本選手権(神奈川・横浜BUNTAI)は2月7日、女子の2次予選リーグが終了してフォルティウス、ロコ・ソラーレ、北海道銀行の3チームが決勝トーナメントに進出を果たした。3チームが通算4勝1敗で並んだ大激戦は試合前に行なわれるドローショットチャレンジ(DSC)でフォルティウスが首位となり、9日の決勝に進出。明日8日の準決勝は北海道銀行とロコ・ソラーレの顔合わせとなった。
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 カーリング日本一を懸けた争いは混沌としている。1次リーグの結果を持ち越して争われた2次リーグは7日の試合前までに北海道銀行、ロコ・ソラーレ、フォルティウスの3チームがすでにベスト4進出を決め、準決勝の対戦カードが決まる通過順位に大きな注目が集まった。

 ロコ・ソラーレは同リーグ最終戦でフィロシーク青森と対戦し、12得点を奪うコンシード決着。北海道銀行と対峙した1次リーグ初戦は落としたが、そこから怒とうの6連勝まで伸ばし決勝トーナメントに弾みをつける完勝だった。
 
 一方、同時刻で行なわれたフォルティウスと北海道銀行の直接対決は両チームの高い技術がぶつかり合う好ゲームが展開され、第9エンド終わりまで5対5の接戦だった。最後は悲願のオリンピック初出場を目指すフォルティウスが6対5で勝利を掴み取った。

 この結果3チームが通算4勝1敗で並んだうえ、直接対決の結果でも1勝1敗ずつのタイに。順位の行方はDSCの結果により1位=フォルティウス、2位=北海道銀行、3位=ロコ・ソラーレの順となった。

 前日に3位以上を確定したロコ・ソラーレは、世界ランキングが日本最上位と合わせてすでに基準を満たしており、9月に北海道・稚内で行なわれるミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表候補決定戦進出が内定している。今大会は1次リーグ敗退となったが、昨年優勝のSC軽井沢クラブも出場権を持っており、フォルティウスと北海道銀行は五輪の可能性を残すには、優勝が絶対条件となっている。

 準決勝以降のスケジュールは下記の通り。オリンピックの代表候補出場権をかけた決戦は最終局面を迎える。

<準決勝>
2月8日(午後6時) 北海道銀行vsロコ・ソラーレ

<決勝>
2月9日(午後2時30分) フォルティウスvs準決勝の勝者

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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