サーフィンの世界最高峰プロツアー・WSL（ワールド・サーフ・リーグ）のチャンピオンシップツアー（CT）初戦『レクサス・パイプ・プロ』は２月７日、米ハワイ州パイプラインで開催。昨年８月にパリ五輪にも出場した五十嵐カノア（木下グループ）は、ラウンドオブ16のヒート７でオーストラリアのジョージ・ピッターと対戦し、トータルスコア0.27ポイントの僅差で敗れた。
【動画】初戦９位の五十嵐カノアが披露したチューブライディング！

　五十嵐は、序盤から果敢に挑みポイントを重ねるが、ピッターがヒート終了間際にバレルをメイク。トータルスコア14.10ポイントを記録した豪州サーフィン界のルーキー、ピッターが勝利した。五十嵐のトータルスコアは13.83ポイントで、悔しい敗戦となった。

　試合後、五十嵐は自身のインスタグラムで「パイプラインでの日々は本当に特別なものだった。９位でシーズンスタート。 今からアブダビへ」と綴り、初戦の動画や写真を公開。初戦はあと一歩のところで敗退となったが、同14日からUAE（アラブ首長国連邦）で行なわれる、CT第２戦での活躍に期待したい。
  　五十嵐がハワイで披露した圧巻のチューブライディングに対して、ネット上では「ニンジャ‼」「鳥肌」「現地で見てました」「すごいかっこよい」「本当に狂ってる」「絶対カノアくん勝ったと思ったので悔しい」などと、さまざまなコメントが寄せられている。

　なお、同じく日本代表としてパリ五輪に出場したコナー・オレアリーはイタリアのレオナルド・フィオラヴァンティに敗れ、２回戦で敗退している。

構成●THE DIGEST編集部

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