アゼルバイジャンで開催中の柔道グランドスラム・バクー大会。現地２月14日にはパリ五輪・女子柔道48キロ級で金メダルに輝いた角田夏実が登場し、およそ７か月ぶりとなった公式大会で一本勝ちを重ね、見事に優勝を飾った。
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　国際柔道連盟（IJF）は公式インスタグラムを更新し、角田が初戦の韓国選手と対戦した際に決めた“腕ひしぎ十字固め”にスポットライトを当てた。「寝技の女王だ。五輪王者のツノダは自信たっぷりに見える」と記して必殺技を動画で紹介。代名詞である巴投げを仕掛けた刹那、相手を上にした体勢から鮮やかに腕をロックして相手を降参させた。

　角田の華麗なる一本勝ちに対して、世界中のファンから称賛の声が届いた。「えげつない勝ちっぷりだ」「そっちに行ったか！」「超ハイレベル」「本当に滑らかで素晴らしい」「完璧なタイガーレディー」「凄まじい切れ味だ」など枚挙に暇がない。さらに、五輪チャンピオンにだけ許される金色のゼッケンに関しても「ゴールデンゼッケンが眩しい」「かっこいいよね」と反響が寄せられた。
  　大会前に驚愕のシックスパック（腹筋）を披露するなど仕上がりに自信を覗かせていた角田は、試合後に更新したインスタグラムで優勝を報告。「GSバクー優勝することができました！　たくさんの応援ありがとうございました。夢に見ていたゴールドゼッケンで試合をすることができました！」と綴り、「環境が変わり、改めてたくさんの人に支えてもらって戦っているということを実感する試合になりました。当たり前が当たり前じゃないということ、本当に感謝しなければならないな」と想いを明かした。

構成●THE DIGEST編集部

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