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「かなり過酷だった…」近代五種・銀の佐藤大宗、パリ五輪前の凄まじい練習メニューを激白「フェンシングの加納虹輝選手達にボコボコにされて、足が攣って」

THE DIGEST編集部

2025.02.19

近代五種で銀メダルを獲得した佐藤。パリ五輪前に行なっていた過酷なトレーニングを明かした。(C)Getty Images

近代五種で銀メダルを獲得した佐藤。パリ五輪前に行なっていた過酷なトレーニングを明かした。(C)Getty Images

 パリ五輪の近代五種男子で日本史上初の銀メダルを獲得した佐藤大宗(31)が2月15日放送のTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」の11時台にゲスト出演。オリンピック前の過酷なトレーニングを振り返った。
【動画】銀メダリスト・佐藤大宗が近代五種の新種目「オブスタクル」にトライする姿!

 佐藤は、昨年夏のパリ五輪でフェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃+ランニング)の特徴が異なる5種目の万能性を競う近代五種で銀メダルを獲得。1912年ストックホルム五輪で初採用されて以来、約112年間の歴史で日本人の入賞者はゼロだったなか、歴史を塗り替えた。

 そんな佐藤にナイツの塙宣之氏が日々のトレーニングについて、「かなり大変じゃないですか...」と投げかけると「めちゃくちゃ過酷です」と即反応し、語り始めた。

 佐藤は、続けて「オリンピック前の時は(特に)かなり過酷だったんですが、朝5時から10キロ走って、朝食を6時ぐらいに食べて、9時から12時まで3時間...フェンシングをみっちり、フェンシング日本代表で金メダルを獲った加納虹輝選手達にボコボコにされて、足が攣って、全然歯が立たない、勝てないです。めちゃくちゃ強いっす」と語り、過酷スケジュールを暴露した。
 
 また、ナイツの塙宣之と土屋伸之が「練習で五種やる時もあるんですか?」と質問すると、佐藤は「練習で試合を想定して、90分間で五種目やるぞ、という時もある」と答え、ナイツのふたりを驚かせた。

 さらに佐藤は、午前9時から12時までフェンシングのトレーニングを終えた後について「メンテナンスですね」と話し、続けて「足攣ってますから...ストレッチしたり、マッサージしたり、針治療したりというのを1時間半かけて、で、15時から水泳で3~4キロ泳ぎます。それが終わって、すぐに射撃の(練習を)1時間程やって...(水泳で)腕が震えた状態を作ってますので、それが終わってようやく大体の練習が終わりなんですけど、そこから10キロ走って、その後は自主トレになりますので、筋トレやったり、体幹トレーニングやったり、ストレッチやったり、朝9時から遅いときは夜21時まで」と衝撃のトレーニングメニューを明かした。

 これにはナイツのふたりも唖然。「テレビ見る時間もないですね」と語りかけると、「本当に無い」と佐藤は断言し、日々の唯一の楽しみは「奥さんの作ってくれたごはんを食べながら、ユーチューブみて、晩酌するのが一番好き」と話した。

 ますます注目度が高まる近代五種で期待の佐藤。今後の活躍も楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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