WBC世界バンタム級王者の中谷潤人は2月24日、東京・有明アリーナで同級6位のダビド・クエジャル(メキシコ)と3度目の防衛戦に臨み、3ラウンド(R)3分4秒で中谷がKO勝利を収めた。これでプロ通算成績は中谷が30戦30勝(23KO)、クエジャルは29戦28勝(18KO)1敗となった。
【画像】男たちの熱き戦いに華を添えるラウンドガールを特集! 中谷が29戦全勝(22KO)、クエジャルは28戦全勝(18KO)と無敗同士の激突となった今回の試合。3階級で王者に輝いた中谷に対して、身長174センチの長身を持つ23歳の若き挑戦者がどのように挑むのか注目が集まっていた。
第1Rから中谷の十八番である左ストレートが当たると一気にペースをつかむ。すると第3Rに 右、左、右と強烈なコンビネーションを決めると、クエジャルからプロキャリア初となるダウンを奪う。そして辛うじて立った挑戦者に対して、中谷はさらに無慈悲な左を打ちこみフィニッシュ。新愛称"ビッグバン"と呼ぶにふさわしい破壊的なパンチで無敗の挑戦者をリングに沈めた。
試合後に中谷は「(クエジャルの)動きが遅く、見えていたので(左ストレートを)狙っていた」と回顧。「もっと簡単にパンチは当たっていくかなという意識はしてたんですけど、そこまで当てさせてくれなかった。そこを当てていくためにインサイドから、あまり振らずにストレート系のパンチで当てていくというのは意識していた」と戦前に立てた作戦が奏功したと分析する。
また第3Rの最初のダウンで繰り出したコンビネーションについては、「ボディは当たるパンチだなと思っていた。一発当たったら、次々とパンチを出すというのは意識している。振るパンチというよりは真っすぐなパンチを次々に、というイメージ。振ってるかもしれないですけど(笑)手応えはありました」と振り返った。
さらに、2度目のダウンを奪ったパンチについては「左フックの軌道で中心を狙っていくというのはチームで話して、当たるパンチだと思っていたので、身体がスムーズに動いた」と冷静に語った。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
【動画】まさに無慈悲...中谷潤人の"強烈な左"がクエジャルに突き刺さる
【画像】男たちの熱き戦いに華を添えるラウンドガールを特集! 中谷が29戦全勝(22KO)、クエジャルは28戦全勝(18KO)と無敗同士の激突となった今回の試合。3階級で王者に輝いた中谷に対して、身長174センチの長身を持つ23歳の若き挑戦者がどのように挑むのか注目が集まっていた。
第1Rから中谷の十八番である左ストレートが当たると一気にペースをつかむ。すると第3Rに 右、左、右と強烈なコンビネーションを決めると、クエジャルからプロキャリア初となるダウンを奪う。そして辛うじて立った挑戦者に対して、中谷はさらに無慈悲な左を打ちこみフィニッシュ。新愛称"ビッグバン"と呼ぶにふさわしい破壊的なパンチで無敗の挑戦者をリングに沈めた。
試合後に中谷は「(クエジャルの)動きが遅く、見えていたので(左ストレートを)狙っていた」と回顧。「もっと簡単にパンチは当たっていくかなという意識はしてたんですけど、そこまで当てさせてくれなかった。そこを当てていくためにインサイドから、あまり振らずにストレート系のパンチで当てていくというのは意識していた」と戦前に立てた作戦が奏功したと分析する。
また第3Rの最初のダウンで繰り出したコンビネーションについては、「ボディは当たるパンチだなと思っていた。一発当たったら、次々とパンチを出すというのは意識している。振るパンチというよりは真っすぐなパンチを次々に、というイメージ。振ってるかもしれないですけど(笑)手応えはありました」と振り返った。
さらに、2度目のダウンを奪ったパンチについては「左フックの軌道で中心を狙っていくというのはチームで話して、当たるパンチだと思っていたので、身体がスムーズに動いた」と冷静に語った。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
【動画】まさに無慈悲...中谷潤人の"強烈な左"がクエジャルに突き刺さる
関連記事
- 「アンフェアじゃないのか?」元世界王者モロニ―が那須川天心の採点に不満露わ。陣営はジャッジに不服「教育をしっかりしてくれ!」
- 「ボクシングおもしれー」那須川天心がモロニー戦で感じた自身の完成形と“新たな可能性”「伸びしろはまだまだたくさんある」
- 「心を折っちゃいましたね」衝撃KO、中谷潤人の強さに元世界王者3人も唖然「井上戦は100億円マッチだね」
- 中谷潤人の3度目の王座防衛に柔道・阿部一二三も祝福「凄く刺激もらった!」意外な“2S写真”にファン反響「仲良いのすごい!」
- 友人同士の壮絶な打ち合いに決着着かず...WBA世界バンタム級王者の堤聖也がドローで初防衛成功!「大吾ありがとう、強かったよ」