プロボクシング興行「Prime Video Boxing11」が２月24日、東京・有明アリーナで行なわれ、WBC世界バンタム級タイトルマッチでは王者・中谷潤人が同級６位のダビド・クエジャル（メキシコ）と対戦し、３ラウンド３分４秒でKO勝利を飾った。中谷は区切りとなるプロ30戦目の節目で３度目の王座防衛に成功し、デビュー戦からの連勝記録を30に伸ばした。

【動画】中谷潤人、衝撃の３回KO勝利！ 　衝撃のKO劇に往年の名手たちも驚愕の声を上げた。元世界王者の渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏の３人も自身らのYouTubeチャンネル『ぶっちゃけチャンネル』でこの試合を見守り、中谷の強さに酔いしれた。

　試合は１ラウンドこそ、クエジャルの変則的なパンチに様子を窺っていた中谷だが、２ラウンドに入ると、的確に強烈な左フック、ストレートを相手の顔面やボディーに打ち込んでいく。そして３ラウンド。さらにギアを上げた中谷が連打でクエジャルを二度リングに沈めると、「いやー、効いたー、効いたー」「まだ折れてないか」「いや、立ったけど…」「ああー、もう立てない終わった…」と、壮絶なKOシーンに大興奮。

　またVTRを見ながら、渡嘉敷氏と畑山氏が「やっぱつえーわ」「これはすげーわ」と呟くと、竹原氏も「もう心を折っちゃいましたね」と唖然した様子。さらに「井上チャンピオンとやるのがどんどん楽しみになるね」と渡嘉敷氏がスーパーバンタム級４団体統一王者の井上尚弥との対戦に興味を示すと、畑山氏も「（井上戦は）100億円マッチだね」と応じていた。

構成●THE DIGEST編集部
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