日本のスーパー女子高生が前人未到の快挙を成し遂げた。
現地3月1日、フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ハンガリー・デブレツェン)は女子フリーが行なわれ、16歳の島田麻央がフリー156.16点、ショートとの合計230.84点で2位に40点以上の差をつける断トツでの優勝を果たし、男女シングルを通じて史上初の大会3連覇を飾った。ほかの日本勢は中井亜美が4位(185.89点)、和田薫子が8位(181.65点)だった。
【動画】次世代の日本女子エース・島田麻央が4Tを着氷した実際の映像
日本勢のトップバッターを切ったのは和田。初出場の15歳は映画『タイタニック』の曲に乗り、ミスのない安定感抜群の滑りをみせ、ジャンプはほぼノーミスで完走。演技後はスタンディングオベーションで歓声に応えた。だが得点は思いのほか伸び悩み、表情も厳しかった。
2年ぶりの表彰台を狙う中井は大技トリプルアクセルを2本挑戦。惜しくも両方とも揃えられなかったが、他のジャンプは着氷。表彰台まであと一歩及ばなかった。
ショート首位の島田は最終滑走で登場した。ジュニア敵なしの女王は冒頭、トリプルアクセルを完璧に決めると、続く大技4回転トウループまで着氷。コーチである濱田美栄氏も飛び跳ねるほど喜び、会場からは大きな歓声が上がった。
そのあとも島田はジャンプを次々と降りていき、ほぼノーミス。スピン、ステップのレベルは取りこぼしがなく、圧巻の演技に会場は総立ちとなった。
無論、得点は他を圧倒する文句なしの内容でフリー、合計ともにパーソナルベストを更新。ひとりだけ別次元の会心パフォーマンスを披露した16歳が3度目のジュニア世界女王に輝いた。
▼フィギュア世界ジュニア選手権 女子シングル結果(得点のカッコ内はフリー得点)
優勝 島田麻央 230.84点(156.16)
2位 シン・ジア(韓国) 190.53点(126.96)
3位 エリス・リン=グレイシー(アメリカ) 188.71点(122.60)
4位 中井亜美 185.89点(119.05)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
8位 和田薫子 181.65点(117.30)
構成●THE DIGEST編集部
【記事】16歳・中田璃士が日本男子フィギュア7人目の世界ジュニア金メダル!! SP2位から248.99点で劇的逆転勝ち!
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そのあとも島田はジャンプを次々と降りていき、ほぼノーミス。スピン、ステップのレベルは取りこぼしがなく、圧巻の演技に会場は総立ちとなった。
無論、得点は他を圧倒する文句なしの内容でフリー、合計ともにパーソナルベストを更新。ひとりだけ別次元の会心パフォーマンスを披露した16歳が3度目のジュニア世界女王に輝いた。
▼フィギュア世界ジュニア選手権 女子シングル結果(得点のカッコ内はフリー得点)
優勝 島田麻央 230.84点(156.16)
2位 シン・ジア(韓国) 190.53点(126.96)
3位 エリス・リン=グレイシー(アメリカ) 188.71点(122.60)
4位 中井亜美 185.89点(119.05)
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8位 和田薫子 181.65点(117.30)
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