2026年からホンダのパワーユニット(PU)を使用するアストンマーティンが、新たなPUレギュレーションが導入される同年以降に好成績を収める可能性が高いと同チームの元代表が語った。
【画像】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介! 2000年代半ばにはホンダ・レーシング・ディベロップメントの副社長としてホンダのF1活動に参加してきたオトマー・サフナウアー氏。同氏は「ホンダがF1に復帰した時、軽さもパワーの面も少し不足していた。でも2004年には最高の出力を発揮する、最も軽いエンジンを作り出していたんだ」とホンダのエンジン開発の優秀さを英メディア『PlanetF1』に語った。
また、ホンダがマクラーレンとのタッグで再びF1の舞台に戻ってきた2015年は、レギュレーションの大幅改定から1年後というタイミングであり、ライバル勢とのギャップに苦しんだ。しかし2021年にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のドライバーズタイトル獲得に貢献したほか、その後のレッドブル王朝の礎になるなど開発に成功した。
これらの経験から、サフナウアー氏は「(今回もホンダは)間違いなく最高のパワートレインを手に入れるだろう。ホンダはそれを実現するだけのリソースや設備、パワートレインエンジニアが揃っている。そして、ホンダは常にパワートレインに誇りを持っているんだ」とホンダPUの成功を確信しているという。
ホンダ・レーシング・コーポレーションの渡辺康治社長からは2026年レギュレーションのPU開発に「苦労している」との発言があったものの、サフナウアー氏は「もしホンダが苦労しているとしても、その苦労は長くは続かないだろう。彼らはそれを乗り越えるはず。私はそれを何度も見てきたんだ」とホンダの開発力に期待を寄せた。
アストンマーティンのマネージングテクニカルパートナーに就任したエイドリアン・ニューウェイ氏は、エンジンレギュレーションが大幅改定された2014年の時と同じように、2026年もPU開発に成功したチームの一強時代となる可能性が高いとコメント。PUの重要性が例年以上に高まっていることが予想されているなか、ホンダがどこまで戦闘力の高いPUを供給できるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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これらの経験から、サフナウアー氏は「(今回もホンダは)間違いなく最高のパワートレインを手に入れるだろう。ホンダはそれを実現するだけのリソースや設備、パワートレインエンジニアが揃っている。そして、ホンダは常にパワートレインに誇りを持っているんだ」とホンダPUの成功を確信しているという。
ホンダ・レーシング・コーポレーションの渡辺康治社長からは2026年レギュレーションのPU開発に「苦労している」との発言があったものの、サフナウアー氏は「もしホンダが苦労しているとしても、その苦労は長くは続かないだろう。彼らはそれを乗り越えるはず。私はそれを何度も見てきたんだ」とホンダの開発力に期待を寄せた。
アストンマーティンのマネージングテクニカルパートナーに就任したエイドリアン・ニューウェイ氏は、エンジンレギュレーションが大幅改定された2014年の時と同じように、2026年もPU開発に成功したチームの一強時代となる可能性が高いとコメント。PUの重要性が例年以上に高まっていることが予想されているなか、ホンダがどこまで戦闘力の高いPUを供給できるか注目だ。
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