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モータースポーツ

「謙虚に学ぶ必要がある」初のF1に挑むハジャー、共闘する角田裕毅への素直な想いを英メディアが紹介「比較対象となるのは彼だけ」

THE DIGEST編集部

2025.03.06

今季レーシングブルズから角田のチームメイトとしてF1デビューを飾るハジャー。(C)Getty Images

今季レーシングブルズから角田のチームメイトとしてF1デビューを飾るハジャー。(C)Getty Images

 開幕が近づいているF1新シーズン、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ(以下レーシングブルズ)は、角田裕毅とアイザック・ハジャーという新たなコンビで臨む。両者はもちろん、チームメイトであるとともにライバル関係でもある。レッドブルグループの一員でもあることから、昨季のようにトップチームへの“昇格”が2人の間で争われる可能性も秘めている。

 その両ドライバーの関係性に、英メディア『F1 OVERSTEER』が注目。特集記事の中で初のトップカテゴリーに挑むハジャーが抱く、角田への想いなどを語ったコメントを伝えている。

 3月3日に配信となったトピックでは、ハジャーについて、「レッドブル・ジュニアチームからF1へ昇格した17人目のドライバーであり、レーシングブルズでデビューする13人目のドライバー」と紹介。また在籍5年目の角田にも、「レッドブル系のジュニアチーム史上、最も長くひとつのチームに所属したドライバーとなる」と評している。

 それぞれのキャリアを振り返るとともに、同メディアはルーキーの心情にフォーカス。ハジャーによるチームメイトへ向けたコメントとして、「比較対象となるのは彼(角田)だけだし、自分の方が速くなりたいと思うのは当然のことだ。現実的にそうならなければいけない」などと語ったという。
 
 さらに、ハジャーからは他にも、「シーズンのスタート時点では、僕は全く経験がない。だから、謙虚に彼から学ぶ必要がある」との言葉も発せられている。

 加えて、同メディアはハジャーに対し、「レーシングブルズの2025年型F1マシンをドライブしたハジャーのスピードは、すでにチームを驚かせている」と評価しつつも、開幕までに「適応する時間はあまりないかもしれない」と分析。だがそれでも、合同テスト前に行なわれたイモラでのテストでも速さを見せたとして、「好印象を残している」と指摘する。

 その上で同メディアは、「シーズン開幕戦で本格的な戦いが始まったとき、ハジャーがツノダのタイムにどれだけ近づけるか。彼自身とチームにとって、それが大きな焦点となる」などとの見解を示している。

 若さとともにポテンシャルも秘めるハジャーと、レーシングブルズのエースである角田。上位進出を目指すチームにおいて、果たして両者がどのような関係性を築いていくのか。それぞれのパフォーマンスにはシーズンを通じて、注目が集まることになるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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