F1レッドブルは３月27日、次戦日本GPでリアム・ローソンの代わりにジュニアチームレーシングブルズの角田裕毅を起用すると発表。チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏が公式サイトで角田への歓迎コメントを出した。

【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン 　ホーナー代表が出したコメントは以下の通り。

「リアムが最初の２レースでRB21に苦戦するのを見るのは難しかった。その結果、私たちはチームとして早期の切り替えを決定した。2025年シーズンは、ドライバーズチャンピオンの保持とコンストラクターズタイトルの奪還という２つの野望を抱いて臨んでおり、これは純粋にスポーツ的な決定だ」

「RB21にはやるべきことが多くあることは承知しており、ユウキの経験は現在のクルマの開発に非常に役立つことが証明されるだろう。ユウキをチームに迎えてRB21のステアリングを握る姿を見るのを楽しみにしている」

　また、角田の昇格に伴い、レーシングブルズに戻ることもあわせて発表されたローソンに対してホーナー氏は以下のコメントを残した。

「私たちにはリアムを保護し、成長させる責任があり、このような困難なスタートを切った後、リアムに経験を積ませるために迅速に行動する必要があると理解している。リアムはよく知っている環境とチームであるVisa Cash App Racing BullsでF1キャリアを続ける」

　念願のレッドブル入りを果たした角田がホーナー氏のもとでどのような活躍を見せることができるか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時５番手に浮上したシーン